- ANA Payから楽天Edyへのチャージは可能?
- ANA Pay経由で楽天キャッシュに移行できる?
- ANA Payのおすすめの活用方法は?
数多くの企業から〇〇Payとして、キャッシュレス決済サービスがリリースされています。当ブログでも楽天ペイやauPAYについて解説してきましたが、今回注目しているのはANA Payです。
航空会社ANAが発表したキャッシュレス決済「ANA Pay」。単にANAマイルが使えるだけでなく、2025年時点での高還元率決済ルートに必須のツールとなっています。
キャッシュレス決済のチャージ方法は、新規開拓→閉鎖のいたちごっこです。今回のお得なチャージルートもいつなくなるか分かりません。
ポイ活とお得情報に目がない勤務医うーろんです。ポイ活は水物、使えるときに使うのが鉄則ですね。
近年のキャッシュレス決済のブームの中、ANA Payが注目されている理由とその活用方法について詳しく解説します。
なぜ今、ANA Payが注目されるのか?
キャッシュレス決済サービスが増える中で、「ANA Pay」は特に注目されています。
その理由は、普段の決済でANAマイルが貯まる点にもありますが、もちろんそれだけではありません。
2023年から楽天Edyと楽天キャッシュの相互交換が始まりました。このことで、ANA Payを介したお得なチャージルートが開通。
納税や投資信託にも応用できる高還元率ルートで、ポイ活界隈で密かなブームとなっています。
ANA Payを利用して楽天キャッシュの還元率を2.5%にする方法
ANAカードを持っていない方にも、ANA Payを魅力的な決済手段です。楽天キャッシュにチャージする際に、ANA Payを経由することで、還元率UPが期待できます。
楽天キャッシュを高還元率で手に入れるメリット
楽天の発行する電子マネーは、楽天Edyと楽天キャッシュの2種類があります。2023年7月24日に、楽天Edyと楽天キャッシュの相互交換が開通(2025年6月時点では、Android端末のみ)しました。
ANA Payで購入できるのは楽天Edyだけだったので、この相互交換は大きな意味を持ちます。
楽天Edyの方が歴史は長いですが、おサイフケータイが必要など、利用に制限も。一方で楽天キャッシュは楽天ペイで使えるので活用の幅が広いのです。
- QRコード対応店舗で使える
- 請求書の支払いに対応
- 楽天証券で投資信託ができる
2023年からeL-QRコードに対応し、住民税など地方税の納税も可能。楽天キャッシュをいかに高還元率で手に入れられるかが、勝負のカギとなります。
1,000円分 楽天ポイントGET!
楽天ペイでは「お友達招待キャンペーン」が開催中。招待リンクから楽天ペイをダウンロードし、下記の条件を満たすと1,000円分の楽天ポイントがもらえます。
- 1 招待リンクをクリック
- 2 楽天IDでログイン
- 3 キャンペーンページからアプリをダウンロード
- 4 支払い設定
- 5 5,000円以上をコード払い
楽天ペイを活用した納税については、下記記事もご参照ください。

還元率2.5%|NLG+JAL Payを利用

還元率2.5%を実現する具体的な手順は以下の通りです。
NLG(MC)⇒JAL Pay | +1.5% |
JAL Pay⇒ANA Pay | +0.5% |
ANA Pay⇒楽天Edy | +0.5% |
楽天Edy⇒楽天キャッシュ | +0% |
NLG=三井住友カードゴールド(NL)。下記の条件を満たすことで、年会費無料かつ最大+1.5%の還元が期待できます。

- 基本還元率…+0.5%
- 年間100万円利用…+1%
NLGカードからJAL Payへのチャージには、以下の注意点もあります。
- 国際ブランドはMastercardのみ
- コース未選択で月5万円が上限
- JAL PayのApple Payへの登録が必要
詳細はJAL Payの解説記事もご参考ください。
ANA Payを経由して楽天Edyを購入し、楽天キャッシュと相互交換すれば、還元率2.5%の楽天ペイの完成です。楽天ペイ自身の還元率と合計し、以下の還元率で使用できます。
QR・コード決済 | 還元率4.0% |
請求書支払い(納税) | 還元率2.5% |
投資信託(楽天証券) | 還元率3.0% |
納税や投資信託でもポイントがつくのはアツいです。
三井住友カードゴールド(NL)は、ポイントサイトで8,000-10,000円分の案件で出ています。


ポイントサイトの利用は気が引けるという方は、友人紹介で2,000円分のVポイントがもらえるキャンペーンも実施中です。
私からの紹介でよければ対応しますので、お問い合わせよりご連絡ください。
JAL Pay→ANA Payは20,001円以上が条件

2025年4月30日にJAL Pay→ANA Payの2万円以下のチャージが一時停止となりました。チャージするためには20,001円以上が条件です。
今回は不正利用防止とありますが、今後このルートも塞がれてしまうのかもしれません。
ANA Pay⇒楽天Edy⇒楽天キャッシュの設定
ANA Pay⇒楽天Edyにチャージするには、楽天会員の設定からANA Payバーチャルプリペイドカードを登録します。

通常は登録した翌日正午以降に取引が可能になります。また登録してから30日間、1日のチャージ上限額は1万円です。

ANA Pay⇒Edyは挙動が不安定という報告もあります。実際に私も数回利用したところで、セキュリティーロックがかかりました。
ANA Payバーチャルカードの名義が、ANA PAY MEMBERになっているのが原因のようです。
楽天Edyへ「ANA Payのチャージができなくなりました」と問い合わせたところ、すぐに対応して頂けました。私のケースでは、翌日から使えるようになりました。
このチャージ方法で注意すべき点は以下の通りです。
- 楽天Edy⇒楽天キャッシュはAndroidのみ
- ANA Pay⇒楽天Edyは早期封鎖懸念
楽天Edyと楽天キャッシュの交換は、現在のところiPhoneに対応していません。今後の更新を期待しています。
Amazonギフト券の購入で3.0%還元
出口戦略として楽天キャッシュの他に、Amazonギフト券も選択肢として優秀です。
Amazonギフト券は単にAmazonで商品を購入するだけでなく、Amazon Payで利用すれば、国税やふるさと納税の支払いに充てられます。

NLG⇒JAL Pay⇒ANA Pay⇒楽天Edy⇒Amazonギフト券のルートでは、3.0%の還元率でAmazonギフト券が購入することができます。
NLG(MC)⇒JAL Pay | +1.5% |
JAL Pay⇒ANA Pay | +0.5% |
ANA Pay⇒楽天Edy | +0.5% |
楽天Edy⇒アマギフ | +0.5% |
これでAmazon Payで納税すれば、実質納税分の3.0%が手元に帰ってくることになり、大変お得です。
ANA Payの登録方法
ANA Payの初期設定を解説します。
ANAマイレージクラブへの入会
ANAマイルを貯めるには、ANAマイレージクラブへの会員登録が必要です。すでにANAを利用したことがあれば、またANAカードを発行していれば、入会済みの方も多いでしょう。

ANAマイレージクラブアプリをダウンロード
ANA PayはANAマイレージクラブアプリから利用することができます。

ANA Pay会員登録

ANAマイレージクラブアプリを起動すると、会員番号の入力に移ります。ログイン後、画面下の「Pay」マークをタップ。

電話番号とメールアドレスの認証を経て、ANA Payの会員登録は終了です。さらにタッチ払いの設定では、Apple PayやGoogle Payの設定ができます。

Apple Payで設定すると上図のように、バーチャルプリペイドカードが発行されます。
お得なキャッシュレス決済は「使えるときに使う」が鉄則
キャッシュレス決済のサービスは、新規開拓と閉鎖の繰り返しとなっています。そのため、有効な期間内に最大限利用することが求められます。
ANA Pay⇒楽天Edyのチャージも、時間の問題という見方が強いです。お得なうちに使い切りましょう。
以上皆様のポイ活にご活用いただければ幸いです。