- dポイント(期間・用途限定)の期限が切れそう!
- お得にdポイントを消費する方法はないかな?
- dポイントを現金化する方法は?
dポイントはドコモが発行する共通ポイントです。キャッシュレス化のトレンドに乗って、利用できるシーンも増えてきました。
毎年定期的に、dポイント増量キャンペーンもあるので、dポイント(期間・用途限定)が貯まっているという方も多いでしょう。
この記事では、貯めたdポイントをお得に活用する方法について解説します。
ポイ活に勤しむ勤務医うーろんです。m3.comでも貯めたポイントをdポイントに交換できます。
当ブログでおすすめするdポイントの活用方法は、次の3つです。
- d払いで「d曜日」に利用
- iDキャッシュバックに交換
- 日興フロッギーで投資信託or現金化
最後まで読んで頂ければ、有効期限を迎えそうなdポイントも、使い切ることができるでしょう。
dポイントは通常と期間・用途限定の2種類
dポイントは有効期限が10年ある通常のdポイントと、有効期限の短いdポイント(期間・用途限定)の2種類があります。
各種キャンペーンで付与されるdポイントは、ほとんどがこのdポイント(期間・用途限定)です。dポイント(期間・用途限定)は、その名の通り、利用方法に制限があります。
dポイントの使い道 | 通常 | 期間・用途限定 |
d払い | 〇 | 〇 |
dポイント加盟店 | 〇 | 〇 |
dカードプリペイド | 〇 | × |
iDキャッシュバック | 〇 | 〇 |
オンラインショップ | 〇 | 〇 |
他社のポイントに交換 | 〇 | × |
dポイント投資 | 〇 | × |
日興フロッギー | 〇 | 〇 |
ドコモ携帯料金 | 〇 | × |
貯めたdポイントはdポイントクラブで確認
dポイントの保有額や有効期限は、dポイントクラブで確認することができます。これからdポイントを貯めたいと考えている方は、まずdポイントクラブのアカウントを作成しましょう。
よく勘違いされがちですが、dポイントはドコモユーザーでなくても、貯めることができます。dポイントクラブは誰でも会員登録できるのです。
dポイントに占める期間・用途限定ポイントの内訳も見れます。
d払いにチャージする
d払いはドコモのキャッシュレス決済アプリです。通常はdカードや銀行を紐付けて残高へチャージしますが、dポイントも使えます。
キャッシュレス化の普及に伴い、d払いが使える加盟店も増えてきました。オンラインショップでも導入が進み、その数は300店以上です。
- Amazon
- メルカリ
- マクドナルドモバイルオーダー
- ユニクロオンラインストア
- NISSEN
- ノジマオンライン
- ふるさとチョイス
- ふるなび
Amazonは電話料金合算払いからの支払いのみとなっており、ドコモ回線(spモードまたはahamoの契約)が必要です。
d曜日はdポイントも対象
オンラインショップ限定のキャンペーン「d曜日」は、dポイントの利用も対象です。
- d曜日の概要
- ✔エントリー必要
✔dポイントクラブへの会員登録必要
✔毎週金・土曜日の支払いで最大4.5%還元
✔上限10,000pt
✔進呈は購入月の翌月下旬頃
✔電話料金合算払い、d払い残高、dカード、dポイント利用が対象
✔d払い(コード決済、iD、請求書払い)は対象外
金・土曜日にd払いで購入することでdポイントの還元があります。4.5%の内訳は次の通り。dポイントを利用した場合の還元率は3.5%です。
- 基本還元率0.5%
- dカードの還元率1%
- キャンペーン特典3%
dポイント(期間・用途限定)で還元されます。
ふるなびのキャンペーンと併用で最大23.5%還元
ふるなびやふるさとチョイスを使えば、ふるさと納税にdポイントを利用できます。もともと支払うべき税金にポイントが使えるので、無駄がありません。
2022年9月より、ふるなびでd払いが使えるようになりました。ふるなびでは、初回に限り20%還元のキャンペーンを開催中。d払いを利用することで、キャンペーンが適用されます。
ふるなび20%還元キャンペーンの概要
- d払い、PayPay、AmazonPay、楽天ペイで決済
- 歳末新春デビューキャンペーン(還元率+8%)と特×特キャンペーン(還元率最大+12%)を併用
- 2回目以降は最大還元率12%
- 還元されるポイントはdポイント、PayPayポイント、Amazonギフト券、楽天ポイントに交換可能なふるなびコイン
- d曜日との併用も可能
ふるなびの還元で最大20%、d曜日で3%、基本還元率0.5%、合計で最大23.5%の還元率となります。2回目以降の利用でも、最大15.5%です。
dポイント利用が対象外のキャンペーン
d払いでは、しばしば街利用でのキャンペーンを実施しています。中には決済額の10%以上が還元されることもあり、大変お得です。ただし、このキャンペーンは支払い方法に制限があります。
キャンペーンの適用となる決済方法は次の3つ。
- 電話料金合算払い
- d払い残高からの支払い
- dカードからの支払い
dポイントを使ってd払いにチャージした場合は、対象外です。
街で利用
dポイントを日常生活の決済に利用できれば、余ったdポイントを無駄なく使うことができます。方法は以下の3通り。
- dポイントカード(dポイント加盟店)
- d払い
- dカードプリペイド
- iDキャッシュバック
d払いについては前項で解説したので、ここではその他の決済方法を紹介します。
dポイント加盟店で利用
dポイント加盟店では、直接dポイントが決済に使えます。利用するには、dポイントカードの提示が必要です。中にはdポイントが1pt=1円以上の価値となる店舗もあります。
ポン活は、ローソンのお試し引換券がPontaでお得に取得できるというポイ活です。実はdポイントでも利用できます。またファミマのお試しクーポンも、dポイントで取得できるのです。
その他、さまざまな店舗がdポイント加盟店として利用できます。各ジャンルの対応店舗の一例は以下の通りです。
コンビニ | ローソン ファミリーマート |
ドラッグストア | クスリのアオキ マツモトキヨシ |
百貨店 | 高島屋 |
家電量販店 | エディオン ビックカメラ ノジマ |
外食 | すかいらーくグループ マクドナルド モスバーガー すき家 丸亀製麺 |
手間が少ないというメリットがある反面、dポイントを直接使った場合には還元がないというデメリットもあります。
dカードプリペイド
dポイント(期間・用途限定)は使えません。
dカードプリペイドは年会費無料のプリペイドカード。1万pt/月を上限に、dポイントをプリペイドカードにチャージすることができます。iDもしくはMastercardを導入している店舗で使えます。
決済時には、200円につき1ptの還元(還元率0.5%)もあります。
iDキャッシュバック
dポイント(期間・用途限定)も使えます。利用には、dカード(レギュラー/ゴールド)が必要です。
dカードでは、電子マネーiDでの決済が選択できます。このiD決済分の請求額に対して使える、プリペイド式のポイントがiDキャッシュバック。あらかじめdポイントをiDキャッシュバックに交換しておくことで、間接的にdポイントが支払いに使えます。
直接dポイントを決済に使う場合と比較したメリットは、ポイント還元が得られる点です。通常dポイントの支払いでは還元がありませんが、iDキャッシュバックを経由することで、還元率が1%となります。
dポイントは100pt単位から使えます。iDキャッシュバックには、6ヵ月の有効期限があるので、交換の際には注意が必要です。
オンラインショップで利用する
dポイントが利用できるECサイトに、dショッピングがあります。大手ECサイトの楽天やAmazonと比べると規模が小さいため、還元率だけにとらわれず、最終的な価格で判断したいところです。
dショッピングデーは20%還元
dショッピングでは、dポイントを有効活用できるキャンペーンがあります。毎月10日と20日のdショッピングデーです。この日に購入すると、最低10%のポイント還元があります。
dショッピングデーはもともと20%還元だったので、少し改悪されています。
さらに次の条件を満たすと還元率20%となります。貯めたdポイントを円以上の価値で利用できる希少なキャンペーンです。
- 4,400円(税込・送料別)以上の購入
- dショッピングアプリ経由で購入
- dポイントで購入
エントリーが必要で最大付与ポイントは5,000ptです。アプリを経由しないと、還元率10%に低下します。またポイントを利用していない支払い分も、10%還元の対象です。
他社のポイントに交換
dポイント(期間・用途限定)が使えません。
dポイントが交換できる他社ポイントは、次の3つと多くありません。以前はPontaと相互交換が可能でしたが、2020年9月に終了しています。
- JALマイル
- スターバックスカード
- ドトールバリューカード
JALマイルは5,000ptから5,000単位で最大40,000pt/月交換できます。5,000dポイント=2,500JALマイル。還元率は50%です。
スターバックス/ドトールで利用できるポイントは3000ptから3,000pt単位で最大3,000pt/月の交換となっています。1pt=1円分としてお店で使えます。
どれも交換単位が大きく、ある程度まとまったポイントでないと交換ができません。
投資に活用
最近はポイント投資というサービスも人気がありますね。ポイント投資は大きく二つに分けることができます。
- ポイント運用
- ポイント投資(狭義)
ポイント運用はポイントを現金化することなく、「ポイントのまま」運用するスタイルの投資方法です。
通常投資で出た利益には20.315%の税が課せられます。ポイント運用では戻ってくる利益もポイントになりますので、この時点での課税はありません。
ポイントの出口として現金化した場合は一時所得となりますが、年間50万円未満であれば非課税です。
対して狭義のポイント投資は、ポイントで金融商品を購入することを意味します。この時点でポイントが金融商品に置き換わるため、売却したときには現金となって手元に戻ります。利益が出ていれば課税の対象です。
dポイントは、「ポイント運用」「ポイント投資」それぞれのスタイルで投資に利用できます。
dポイント投資でポイント運用
dポイント(期間・用途限定)は使えません。
dポイント投資は「ポイント運用」による投資方法です。dポイント投資では一度運用ポイントに交換し、用意されたコースを投資対象として選びます。投資対象にはコースにはおまかせとテーマがあり、さらに細分化しています。
おまかせ | アクティブ バランス |
テーマ | 日経平均株価 新興国 コミュニケーション 生活必需品 ヘルスケア 米国大型株 クリーン・エネルギー 日経インバース ゴールド SDGs/ESG |
かつては市場動向に対して「後出しじゃんけん」のように使えため、「必勝の投資」として密かな人気がありました。
現在はそのような手法はとれなくなってしまったので、余っているdポイントで投資経験を積んでみたいという方に向けたサービスとなっています。
運用結果として戻ってくる利益も、結局dポイントです、dポイントの出口戦略は別にしておく必要があります。
日興フロッギーでポイント投資
日興フロッギーでは、dポイントで株や投資信託などの金融商品を購入することができます。サービスを利用するにはSMBC証券ダイレクトコース(ネット取引コース)の口座開設が必要です。
dポイントの利用制限は100pt以上100pt単位で上限は30,000pt/回です。dポイント投資では利用できませんでしたが、日興フロッギーではdポイント(期間・用途限定)も使えます。
dポイントを大きく貯めるチャンスに、年末の10%増量キャンペーンがあります。m3ポイントも対象ですね。
この増量分はdポイント(期間・用途限定)で有効期限が短いのですが、このdポイントも余すことなく利用できます。
日興フロッギーで現金化
日興フロッギーを利用することで、dポイントの現金化が実現します。
値動きの少ない国内債券ETF等の金融商品を購入すれば、ほぼ還元率100%で現金化が可能です。また値動きが正反対の動きをする「日経225連動型上場投資信託」「日経インバース」を同量購入して売却すれば、値動きによる損失は0となる裏技もあります。
日興フロッギーの手数料は100万円以下の購入は無料ですが、売却時には0.5%の手数料が発生します。細かく言うと0.2%分のポイント還元があるので、0.3%です。
現金化を考えているなら同日中に購入・売却したいですが、システム上購入後は翌営業日以降に売却が可能となります。
まとめ
dポイントの活用方法について解説しました。
dポイントをお得に使うおすすめの方法は次の3つです。
- d払い+d曜日を活用
- dショッピングの10日・20日のキャンペーンを活用
- 日興フロッギーで投資or現金化
この方法であればdポイント(期間・用途限定)の失効対策にも使えます。
ポイントは失効が一番もったいないです。ぜひご自身に合った有効活用法を見つけて頂きたいと思います。
dポイントは医療関係者であれば、m3.comで貯めたポイントから交換できます。下記記事ではm3ポイントの貯め方を解説していますので、ご参考ください。
以上皆さんのポイ活に役立てていただければ幸いです。