2023年10月25日~11月30日の期間限定でHOKUTOの紹介キャンペーンが強化中。下記の診療科の医師は、紹介者5,000円分・新規登録者8,000円分に特典が増量されています。(血液内科、呼吸器内科、呼吸器外科、消化器内科、消化器外科、泌尿器科、膠原病内科、皮膚科、神経内科、乳腺外科)
- 臨床で役立つ、おすすめのアプリを知りたい!
- HOKUTOアプリの評判がいいみたい。実際の使い勝手はどう?
- せっかくなら、HOKUTOアプリをお得に導入したい!
皆さんは臨床支援アプリHOKUTOをご存じですか。HOKUTOは、マッチングに関する情報アプリも運営しているので、知っているという研修医の先生も多いかもしれません。
HOKUTOは、日常診療での面倒な調べものや計算をひとまとめにしてくれた、「ちょっと痒い所に手が届く」アプリです。完全無料で使えるので、お試しにダウンロードして損はありません。
医師のポイ活・お得情報を発信している泌尿器科医うーろんです。HOKUTOは、医薬品情報やガイドラインが瞬時に検索できて重宝しています。
しかも招待コードを利用すれば、初回登録時に1,500円分のAmazonギフト券がもらえる紹介キャンペーンも実施中。この記事では、臨床支援アプリHOKUTOの便利な機能とその使い心地を紹介します。
HOKUTOのアプリは下記からダウンロードすることができます。私の紹介コードでよければ、W3JZZをお使いください。

株式会社HOKUTOが開発

臨床支援アプリ「HOKUTO」は、株式会社HOKUTOによって開発されました。会社の概要をまとめてみます。
株式会社HOKUTO
設立 | 2016年3月 |
資本金 | 1億円 |
沿革 | 2018年1月 HOKUTO resident 開発 2019年11月 臨床支援アプリHOKUTO開発 2021年11月 医師会員数3万人突破 2021年12月 総額8.25億円の資金調達 2022年5月 医師会員数5万人突破 |
HOKUTOは、IT技術で医療業務の負担軽減を目指す、スタートアップ企業です。取締役には医師も在籍しており、実臨床に即した製品開発に取り組んでいます。
HOKUTOのメイン事業は次の3つです。
- HOKUTO 臨床支援アプリ
- HOKUTO resident 研修医口コミアプリ
- HOKUTO Marketing Solution 製薬会社の医薬品プロモーション支援
事業収益は、プロモーション支援に見込まれています。HOKUTOにとっても、いかに医師会員を増やすかが、今後の事業拡大の鍵になりそうです。実際にHOKUTOの登録キャンペーンにも、力を入れています。
2022年は知人紹介キャンペーンが強化されました。
2023年4月時点で、HOKUTOの医師会員数は8万人。m3やケアネットなど他の医療情報サイトのような事業モデルとなれば、ポイント提供も始まるのではないかと淡い期待を寄せています。
2023年10月3日、ついにポイントが付くようになりました!
HOKUTOの機能|日々の業務を手厚くサポート

臨床支援アプリHOKUTOは、様々な情報収集・検索・計算機能を搭載。スマホにアプリを入れておけば、ちょっとした調べ物に便利です。外来や救外、病棟など、医局に戻る暇がないときにも重宝します。
アプリで利用できる機能はこちら。
HOKUTO オリジナルコンテンツ | 外部サイトへのリンク |
薬剤情報 表・計算 抗菌薬 レジメン ERマニュアル | ガイドライン Up To Date Pubmed |
ホーム画面に並ぶ8つの機能は、HOKUTOアプリオリジナルのコンテンツと、外部サイトへのリンクに大別されます。
「ガイドライン」は幅広い分野を網羅

泌尿器科のマニアックなガイドラインもあるので、かなりの数を扱っていることが伺えます。
ガイドラインは、HOKUTOアプリ本体に収録されている訳ではなく、外部サイトへのリンクが掲載されています。リンク先で閲覧することができる仕組みです。
最新のものかどうか判断する必要はあります。新しいガイドラインでは、申請中と表示され、リンクが踏めないものもあります。
「薬剤情報」で添付文書を素早く確認

外来中に、次のようなお願いをされたことはありませんか。
「あの黄色くて細長い薬は余ってるから、今日はいらないよ」
これが結構ストレスなんですよね。薬剤師に聞けばすぐ教えてくれますが、忙しい外来中だとそれすらも手間です。
HOKUTOの検索機能で薬剤名を入力すれば、添付文書に加え、薬剤の画像も表示。スマホを見せながら「ああベタニスですね」と一緒に確認が取れます。
HOKUTOの薬剤名検索では、インクリメンタルサーチを採用。文字を入力するごとに検索結果が更新されるので、目的の薬剤を素早く見つけられます。
「表・計算」では各種スコアリングも充実

臨床に役立つ計算ツール・スコアリングを完備。電子医学書籍M2PLUSのビューワーアプリ「M2 Launcher」と似ていますが、各種疾患のスコアもある分、HOKUTOの方が充実しています。
逆に数が多すぎて、どの計算式があるのか瞬時には分かりにくいというデメリットはあります。参考までに、M2 Launcherの計算機能と比較してみました。
M2 Launcher搭載の計算機能 | HOKUTOでの採用 |
小児薬用量計算 | × |
心胸郭比計算:CTR | × |
西暦和暦変 | 〇 |
推算GFR(eGFR)の計算 | 〇 |
Ccrの計算 | 〇 |
Ccrの計算(血清Crからの推測) | 〇 |
インスリンインデックス(I.I)の計算 | 〇 |
インスリン抵抗性指標の計算 | 〇 |
高Na血症での水分欠乏量の計算 | × |
低Na血症での水分過剰量の計算 | × |
血清Naの補正の計算 | 〇 |
FENa(Na排泄分画)の計算 | 〇 |
FEk(K排泄分画),TTKGの計算 | 〇 |
Posm,OG(Osmolar gap)の計算 | 〇 |
ACCRの計算 | × |
CCrやγ計算はもちろん、泌尿器科分野ではD’Amico分類やIPSSも便利です。2023年にはRAPNでよく使うRENALスコアも導入されました。
HOKUTOでは、利用者から「追加して欲しい機能」を募集しており、次々とアップデートされています。
「抗菌薬」で腎機能低下時の投与量を確認

腎機能別の抗生剤投与量を参照することができます。
サンフォード感染症治療ガイドと、薬剤性腎障害診療ガイドラインに両者の推奨投与量を掲載。透析時への対応も安心です。その場でCCrの計算もできます。
サンフォード感染症治療ガイドの販売価格は、4,400円税込み。HOKUTOで閲覧すれば節約にもなりますね。ただし最新版になるまでは、タイムラグがあります。
2022年8月5日に発売された2022年版は、2022年11月17日時点ではまだ実装されていませんでした。
「レジメン」は取扱い強化中

ケモの投与量やスケジュールが確認できます。泌尿器科領域は、残念ながらドセタキセルのみ。
MVACやPEBも欲しいです!
現在強化中とのことなので、今後に期待ですね。
「ERマニュアル」で当直時も安心

聖路加国際病院の救急医が監修するマニュアルです。疾患別・症候別にまとまっているので、困ったときにすぐに調べることができます。
当直時には他科の知識が必要になることも多く、助かります。
「CTCAE」で有害事象検索

CTCAE(Common Terminology Criteria for Adver Events)、有害事象共通用語基準です。日本語訳ライセンスも取得しています。
「Pubmed」「UpToDate」で質の高い情報へアクセス

Pubmedでの論文検索や、UpToDateの検索画面への外部リンクです。Google検索でも出てくるページですので、HOKUTOから利用する意義は大きくないでしょう。
すべての機能を利用するためには、別途契約が必要です。
横断検索機能が優秀
上記の機能をさらに便利にしてくれるのが、「横断検索機能」です。アプリ上部の検索バーにキーワードを入力すれば、それぞれの機能の該当するページを複数表示してくれます。

例えば抗生剤名で入力すれば、抗生剤のDIだけでなく、サンフォードガイド等もまとめて表示。知りたい情報にすぐにアクセスできます。
ノートを使えばメモ代わりに
HOKUTOで調べた情報はノートに残せます。メモとして残すこともできますし、「ポスト」として他のユーザーと情報共有することもできます。
Evernoteとの同期にも対応。ノートの機能はWeb版でも利用できます。
オフライン環境でも一部機能は使える
通信できない場所でも、HOKUTOオリジナルのコンテンツは利用することができます。一方で、外部サイトへのリンクは機能しません。
以前ならガイドラインはHOKUTO内にダウンロードする形でオフラインでも見れたのですが、現在はできない仕様になっています。
HOKUTOでポイ活が可能に!
2023年10月3日よりHOKUTOにポイント機能が実装されました。アプリを最新にすることで、画面下のタブに「ナレッジ」というボタンが追加されています。

対象の記事を既読にすると、ナレッジが溜まる仕様です。ナレッジを貯めると、2ナレッジ=1Amazonポイントとして交換することができます。

まだまだ、獲得できるポイント数は少ないですが、今後に期待が高まります。
HOKUTOの始め方|画像付きで解説
HOKUTOは一部Web上で使える機能もありますが、基本的にはアプリで操作します。アプリはandroid版とiOS版両方の用意があります。
まずはアプリをダウンロード

アプリを開くと次の画面に移動します。

新規登録から登録フォームに移動します。

続いて本人情報の入力画面に映ります。キャンペーンの特典のために必要な招待コード(クーポンコード)もここで入力します。
入力する情報
- 職種
- 氏名
- 性別
- 生年月日
- 卒業大学
- 診療科第一標榜
- 医師免許取得年
- 勤務先
- 招待コード(クーポンコード)
- メールアドレス
上記を入力するとアプリの通知設定、ガイダンスへと移ります。
HOKUTOの登録キャンペーンで1,500円獲得
HOKUTOは、新規登録時にAmazonギフト券を配るキャンペーンを実施しています。以前は紹介した医師にのみ3,000円分がもらえました。2022年8月以降は、登録者と紹介者、ともに1,500円分がもらえる仕様です。
HOKUTOの紹介キャンペーン
- ユーザーごとに招待コードを用意
- 会員登録時のコード入力で特典対象
- 特典はAmazonギフト券1,500円分
- 登録者・紹介者ともに獲得
知人医師に紹介する場合は、ホーム画面のキャンペーンバナーをタップします。

近くに招待してくれる医師がいないという方は、私の招待コードW3JZZをお使いください。お得にHOKUTOを始められます。
2022年の8月から9月にかけて、キャンペーンが強化されました。過去のキャンペーンの詳細も参考に載せておきます。
【現在開催中】知人紹介がグレードアップ
HOKUTOでは、度々紹介キャンペーンが強化されてきました。診療科限定で増量するので、該当の診療科の先生はお得に始めることができます。
対象期間 | 紹介者特典 | 登録者特典 | 診療科 |
2022年8月1日~8月14日 | 5,000円 | 20,000円 | 血液内科・呼吸器内科・消化器内科 |
2023年3月3日~3月31日 | 5,000円 | 20,000円 | 血液内科・呼吸器内科・消化器内科・呼吸器外科・膠原病内科 |
2023年5月15日~6月30日 | 5,000円 | 8,000円 | 泌尿器科、血液内科、呼吸器内科、消化器内科、膠原病内科、皮膚科、神経内科、乳腺外科 |
2023年7月1日~7月31日 | 5,000円 | 8,000円 | 循環器内科 |
2023年9月1日~9月30日 | 5,000円 | 5,000円 | 血液内科、呼吸器内科、呼吸器外科、消化器内科、消化器外科、泌尿器科、膠原病内科、乳腺外科、皮膚科、神経内科 |
2023年10月25日~11月30日 | 5,000円 | 8,000円 | 血液内科、呼吸器内科、呼吸器外科、消化器内科、消化器外科、泌尿器科、膠原病内科、皮膚科、神経内科、乳腺外科 |
2023年10月25日~11月30日の期間で、紹介キャンペーン増量が再開されています。
- 対象期間:2023年10月25日~11月30日
- 知人医師の招待コードを入力
- 登録医師が血液内科、呼吸器内科、呼吸器外科、消化器内科、消化器外科、泌尿器科、膠原病内科、皮膚科、神経内科、乳腺外科なら紹介者5,000円・登録者8,000円分の特典
- それ以外は通常と同じ紹介者・登録者ともに1,500円分の特典

「当該科の専門医かどうか病院HPや学会HPで確認できた場合のみ増額の対象」と公式では明記されています。
【終了しました】Medureの会員特典
MedureはMCIリサーチと共通のIDで利用できる医療情報サイトです。Medure自体も3,000円分の招待キャンペーンを実施しています。
2022年9月27日にMedureよりHOKUTOに使えるキャンペーンコードが送られてきました。利用規約に触れそうなので、このサイトでは掲載できませんが、Medureに登録することで送られくるようです。
Medureのコードを利用すると3,000円分のAmazonギフト券がもらえました。
Medureでも新規登録で3,000円分のポイントがもらえるキャンペーンを実施中です。詳細については下記記事もご参考ください。
Medure【終了しました】ケアネットの会員特典
ケアネットには電子カルテや不動産投資の広告をみることでポイントがもらえる「会員特典」のページがあります。
7月1日からHOKUTOの広告も追加されました。

9月30日までの期間限定で次のキャンペーンを実施していました。
- 対象期間:2022年7月1日~9月30日
- ケアネットの専用の招待コードを入力
- 会員登録で登録者に3,000円分のAmazonギフト券
周りに招待してくれる医師がいないという方もこのキャンペーンを利用すれば、3,000円がもらえます。
ケアネットの利用方法については次の記事もご参考ください。

HOKUTOの口コミ・注意点
無料で使えるアプリとして、私自身かなり満足しています。より客観的な意見もご参考頂けるよう、他のユーザーの評価も調べてみました。
HOKUTOアプリの使い心地に関する評価は高いようです。まだまだ網羅されていないガイドラインや計算ツールはあるので、今後のHOKUTOの成長に期待しています。
HOKUTOを利用する上での注意点は、個人情報の扱いです。
HOKUTOでは医師情報の一部を提携企業に開示すると明記してあります。
開示される情報は次の通り。
- 生年月日
- 氏名
- 勤務先
- 医療関連資格の有無・内容
- 医師免許取得年
- HOKUTOサービス上のコンテンツへのアクセス状況
個人情報の取扱いに抵抗のある方は、登録を控えておいた方が無難でしょう。
まとめ
臨床支援アプリ「HOKUTO」について解説しました。
臨床におけるちょっとした調べ物に役立つアプリです。会社の発展とともに使える機能が、増えていくでしょう。今後医師紹介キャンペーンも強化されていくことも予想されます。
2023年10月からHOKUTOポイントプログラムもスタートし、継続的なポイ活もできるようになりました。
登録のみでポイントがもらえる各種医療系サイトのキャンペーンについては、以下の記事もご参考ください。
