ポイント活用方法

【医学電子書籍】m3と連携したM2PLUSの使い方を解説|医書.jpとの比較も

M2PLUSとm3.comが連携
  • 医学書を持ち運ぶのは面倒、医学電子書籍の使い心地ってどうなの?
  • 他の電子書籍とM2PLUSの違いはあるの?
  • m3ポイントの使い道でM2PLUSポイントはお得?

みなさんは医学書をどこで購入していますか。私が研修医の頃は紙媒体が主流でしたが、今は医学書も電子書籍が普及しています。

電子書籍サービスにも種類があるので、どこで購入すればいいか迷いますよね。この記事では医学電子書籍の大手M2PLUSについて、使い方他社サービスとの比較・実際に使ってみた感想を紹介します。

Dr.うーろん

医師のポイ活を攻略中のうーろんです。私もm3.comで稼いだポイントを医学書の購入費に充てています。

M2PLUSは次のような方におすすめです。

  • 電子書籍を始めて使う
  • 外来や救外などで瞬時に調べ物をしたい
  • m3.comでポイントを貯めている

一方で勉強用に書き込むなど、「自分の教科書として完成させたい」という方には医書.jpや自炊がおすすめです。

これから医学書電子書籍の購入を検討している方の参考になれば幸いです。

M2PLUSは医学電子書籍の先駆け

医書が購入できる電子書籍サービス

電子書籍業界にはAmazon Kindleや楽天koboなど大手企業も参入し、ほとんどの書籍が電子版で読むことができます。

医学書も電子書籍版であれば、

  • 分厚い本を持ち運ぶ必要がなくなる
  • タブレット端末あるいはスマホで時間・場所を選ばず閲覧できる
  • 検索機能を使えば欲しい情報に瞬時にアクセスできる

と忙しい診療のサポートとして大いに役立ちます。

医学書の電子書籍版を提供するサービス

医学書が電子書籍として読めるサービスの一覧です。

  • M2PLUS(株式会社エムスリー)
  • 医書.jp(医書ジェーピー株式会社)
  • Kindle(Amazon)
  • Kinoppy(紀伊国屋書店)
  • mediLink(メディックメディア)
  • Knowledge Worke(丸善雄松堂株式会社)
  • メディカルブックセンター(株式会社メテオ)
  • VarsityWave eBooks(株式会社大学生協事業センター)

電子書籍として一番有名なKindleでも医学書を購入できます。価格も安いのですが、医学書の蔵書がまだまだ十分とはいえません。

医学書の電子書籍で業界最大級のサービスを展開するのは、M2PLUSと医書.jpの2社です。

M2PLUSとm3.comが連携

M2PLUSの歴史は古く、2002年に株式会社ジェイマックスシステムによりリリースされました。蔵書8,000冊、取引先の医療系出版社60社と取扱い数も豊富です。

その後M2PLUSの事業は2017年にエムスリー社が買収。これに伴い2022年3月からM2PLUSの利用に、m3.comのアカウントも必要となりました。

Dr.うーろん

2022年6月には、m3とのアカウント連携によるキャンペーンも実施されました。

すでにm3.comのアカウントを持っている方は、同時にM2PLUSのアカウントとして利用できます。

m3.comは医療従事者専用の情報サイト。記事の閲覧でポイントが貯まり、医師であれば月5,000円も期待できます。

まだm3.comに登録していないという方は、以下の記事で解説しておりますのでご参考ください。

m3ポイントの貯め方
【医師のポイ活攻略】m3.comのポイントの貯め方を全て解説|月5,000円を稼ごう!皆さんは医療情報サイトm3.comを利用していますか?m3.comのシステムは少し複雑ですが、月5,000のポイントが稼げます。この記事ではm3ポイントの貯め方のコツを解説しています。m3のポイ活に興味がある方はぜひご覧ください。 ...

≫m3.comの詳細

M2PLUSの使い方

M2PLUSの使い方

実際にM2PLUSで電子書籍を読むまでの手順を解説します。

  1. M2PLUSへ会員登録
  2. M2PLUS Launcherのダウンロード
  3. 電子書籍の購入
  4. 書籍のダウンロード

端末へのダウンロードが済めば、オフライン環境でも利用できます。

M2PLUSへ会員登録

2022年3月からM2PLUSの利用に、m3.comの会員登録が必要になりました。まだm3.comのアカウントを持っていないという方は、先にm3.comに登録しましょう。

Dr.うーろん

M2PLUSのサイトからもm3の会員登録ページにアクセスできますが、せっかくならm3紹介キャンペーンの利用がお得です。

m3.comでは知人医師紹介キャンペーンを実施中。既にm3.comの会員登録している医師から紹介用URLを送ってもらえば、特典として3,000円分のm3ポイントがもらえます

もし周りに紹介してくれる医師がいないという場合は下記のリンクをお使いください。私の紹介という形でキャンペーンが利用できます。

ここからの登録で3,000円

m3.comの登録方法についてこちらの記事で詳しく解説していますので、ご参考ください。

≫m3の会員登録方法

m3.comのアカウント作成が終われば、あとの作業は簡単です。すでにm3.comの会員の先生もこの手順でM2PLUSのアカウントが作れます。

M2PLUSの会員登録の手順
  • M2PLUS新規会員ページの「m3.comアカウントで新規登録」をクリック
  • 会員登録情報を確認、「登録する」をクリック

これでM2PLUS会員登録も完了です。

専用アプリM2PLUS Launcherのダウンロード

タブレット端末やスマホで書籍を閲覧する場合は、専用アプリ「M2Plus Launcher」が必要です。

M2Plus Launcher
M2Plus Launcher
開発元:M3, Inc.
無料
posted withアプリーチ

アプリのダウンロードは無料です。計算機能も搭載しており、電子書籍を購入しない方でも使えます。手持ちのスマホに入れておくと便利です。

M2PLUS Launcherで使える計算機能は次の通り。

アプリ搭載の計算機能一覧
・年齢による小児薬用量計算
・体重による小児薬用量計算
・体表面積による小児薬用量計算
・心胸郭比計算:CTR
・西暦和暦変換
・推算GFR(eGFR)の計算
・Ccrの計算
・Ccrの計算(血清Crからの推測)
・インスリンインデックス(I.I)の計算
・インスリン抵抗性指標の計算
・高Na血症での水分欠乏量の計算
・低Na血症での水分過剰量の計算
・血清Naの補正の計算
・FENa(Na排泄分画)の計算
・FEk(K排泄分画),TTKGの計算
・Posm,OG(Osmolar gap)の計算
・ACCRの計算

日常診療に役立つ計算機能をもつアプリには、他に臨床支援アプリ「HOKUTO」があります。HOKUTOも使用料無料です。

HOKUTOは計算機能の更新頻度も高く、各種疾患のスコアリングも完備。M2PLUS Launcherより充実しています。HOKUTOの詳細は下記記事もご参考ください。

≫臨床支援アプリHOKUTOを解説

電子書籍の購入

読みたい電子書籍はM2PLUSの公式サイトから購入します。M2PLUS Launcherから直接購入することはできません

M2PLUSのパソコン画面

書籍イメージ画像の右下に青や赤のマークが付いていますが、これは製品の仕様を示しています。

M2PLUSのアプリ版とeBook版
青色:アプリ版
内容をアプリ専用に最適化。スマホの小さい画面でも見やすい表示。
赤色:eBook版
書籍の体裁そのままの仕様。画面の大きい端末での使用が便利。各医学書へのリンクも利用できる。

eBook版はスマホの画面ではやや読みにくい印象です。アプリ版が増えてくれるとよりM2PLUSの活躍の場が増えるでしょう。

端末に書籍をダウンロード

M2PLUS Luncherを起動して購入した書籍を端末内にダウンロードしましょう。ここでは実際に「当直医マニュアル2022」をiPhoneで使えるようにしてみます。

M2PLUS Launcherへのダウンロード方法
  1. 右上のiマークをタップ
  2. ユーザー情報をタップ(初回のみ)
  3. メールアドレス・パスワードを入力
  4. コンテンツの追加・更新をタップ

ユーザ情報をクリックしてログインするのは、初回だけでOKです。これで書籍を閲覧する準備が整いました。

複数端末での利用、機種変更時の操作

M2PLUSで購入した書籍は、一つのアカウントで利用できる端末数に3台までという制限があります。また一部の製品については1台までのものもあります。

※2022年10月に利用端末の制限が、2台から3台に緩和されました。

端末利用制限が1台の書籍

  • イヤーノート
  • レビューブック・マイナー
  • 内科学第九版~第11版
  • 内科学症例図説
  • ネッター解剖学アトラス原書第5版

1台しか利用できない医学書については、ダウンロード後にライセンスの有効/無効が切り替えられます。ライセンスを無効に設定すれば2台目にもダウンロードして使えます。ちょっと煩わしいですね。

機種変更時にはライセンス移行が必要です。変更前の機種で以下の操作を実行します。

  1. 右上のiマークをタップ
  2. コンテンツの削除をタップ
  3. ライセンスキーのクリアをタップ

コンテンツの削除は一括操作も可能です。また紛失・故障などで変更前の機種が操作できない場合は、M2PLUS公式で対応してくれます。

M2PLUSと医書.jpを比較

M2PLUSと医書.jpを比較

M2PLUSと同じく、医学書の電子書籍に特化したサービスとして医書.jpがあります。医書.jpは蔵書1万2,000冊以上と、取扱書籍の充実度ではM2PLUSにも勝ります。

医書.jp

医学書院を中心とする医療系出版社5社によって設立された「医書ジェーピー」社が運営。2014年サービス開始。CareNet.comのポイントが書籍購入に利用できる。

M2PLUSと医書.jp、2社のサービスを比較してみます。

M2PLUS医書.jp
操作性アプリ専用に改編やや読み込みがゆっくり
自由度書き込みが他端末に反映されない書き込みが同期される
取扱書籍数8,000冊以上1万2,000冊以上
論文もある
検索機能串刺し検索が便利動作がやや遅い
端末利用制限3台5台

ともに豊富な書籍数、使いやすいアプリが用意されており医学電子書籍を閲覧するツールとして優秀ですが、使い勝手にわずかに差があります。

操作性能は素早く動くM2PLUSに軍配

M2PLUSではアプリ専用に改編された電子書籍版が用意されています。端末にダウンロードすればオフラインでも利用できますし、アプリ上で素早く操作可能です。

医書.jpもアプリ上で動かせますが、比べると動作がやや遅く感じるときがあります。

医書.jpでは医学書への書き込みが同期可能

両者とも医学書への書き込み機能を有しており、医学書を自分用に作りこんでいくことができます(M2PLUSはeBook版のみ)。M2PLUSでは端末間で書き込み情報が同期されませんが、医書.jpでは同期が可能です。

取扱書籍数は医書.jpに軍配

医書ジェーピーは医学書院が中心となって発足した会社です。医学書院の医学電子書籍は医書.jpでのみ購入できます。

医書.jpでは書籍だけでなく、論文単位や号単位で医学雑誌も販売しています。合計すると蔵書数は1万2,000冊以上。この数はM2PLUSに勝ります。

M2PLUSの検索機能が優秀

紙の本にはない電子書籍の魅力として書籍間の横断検索(串刺検索)があります。キーワードに対して複数の医学書から情報を拾ってくるので、より短時間に調査ができます。医書.jpの検索機能も十分ですが、やや動きがゆっくりです。

M2PLUSは忙しいときの調べものに有用

2社の特徴を考慮すると、

M2PLUS
外来や救急、ICUなど時間のないときにサッと調べたい
医書.jp
勉強時にゆっくり読み込みたい

上記のようなニーズで使い分けられると思います。

サービスの規約上、2社とも利用できる端末数に制限があります。もっと自由に色々な端末で利用したいという方には、「自炊+PDF」も選択肢です。導入のハードルさえクリアすれば、書き込みの自由度なども格段に上がるので、検討の余地はあるでしょう。

電子書籍版の医学書使ったことがないので雰囲気を知りたいという方は、上記2社のサービスから利用しておくと、「電子書籍って思っていたのと違った」という事態は避けられます。

M2PLUSのお得な購入方法

M2PLUSの価格設定は、基本的に通常の書籍と同じです。セット売りやポイント還元で若干の値引きはあります。

m3.comで貯めたポイントが使える

m3ポイントのM2PLUSポイントへの交換

m3ポイントはM2PLUSポイントへ1pt=4.54円の価値で交換できます。TポイントやAmazonギフト券の1pt=4.40円よりさらに高い還元率です。

さらにm3.comカードを発行していれば、還元率は1pt=4.76円まで上昇。私もm3.comカード会員なので、図のようにM2PLUSポイント100ptをm3ポイント21ptで交換できます。

≫m3.comカードは発行すべき?

交換申請してから交換が完了するまでは、10営業日を見ておく必要があります。

M2PLUSポイントを利用するときの注意点

M2PLUSポイントは1pt=1円として利用できます。利用する際に次の条件があります。

  • ポイント利用の下限:100円
  • ポイント利用の上限:購入金額-500円

例えば5,000円の書籍を購入しようとしたときに、5,000pt所持していても利用できるのは4,500ptまでです。最低でも500円はポイントを利用せず支払う必要があるということになります。

セット売りで10-30%お得

○○年度研修医セットのように複数の医学書をまとめて購入すると10-30%OFFの値段で購入できます。

M2PLUSのセット売り

出典:https://www.m2plus.com

例えば2022年プレミアムセットは定価69,740円のところ、セット売り価格で63,800円と10%引きでした。

ポイント還元は1-3%

書籍代の1-3%がM2PLUSポイントとして還元されます。毎月2, 12, 22日はM2PLUSdayとしてポイント還元率3倍のキャンペーンも実施中です。

アップグレード販売でポイント還元

「今日の治療薬」を始め、書籍によっては改訂版が次々と出版される医学書もあります。頻繁に更新される医学書については、「アップグレード販売」として少しお得に購入できます。

例えば「今日の治療薬2022年」は以前のバージョンを購入していれば、アップグレード販売で1,000ptのポイントバックを受けられます。

アップグレード販売の対象商品はこちらのリンクから確認できます。

≫アップグレード販売対象商品一覧

科研費・施設経費での購入も可能

M2PLUSでは領収書や請求書の発行にも対応しています。この場合はポイントが付与されません。

≫M2PLUSを経費で購入したい

M2プライムは毎月購入するなら検討

M2プライム会員特典

M2PLUSでは「M2プライム」という料金プランを用意しています。毎月購入するならちょっとお得といった内容です。

M2プライムの概要
✔年会費4,074円
✔常時ポイント3倍
✔初回登録時1,000pt付与
✔毎月500pt付与

年間6,000分のポイントが手に入ります。ただ毎月もらえる500ptは月初めに付与され、当月内に利用しないと消えてしまいます。お得に利用するなら毎月書籍を購入する必要があるので、なかなか使いこなせる方は多くないでしょう。

M2PLUSのキャンペーン

現在M2PLUSの会員登録でのキャンペーンはありません。

Dr.うーろん

再度キャンペーンが実施されれば当ブログでも紹介したいと思います。

2022年3月にM2PLUSとm3.comが連携したことで、M2PLUSのキャンペーンが実施されました。

M2PLUSのm3連携キャンペーン

出典:m2plus.com

M2PLUS4,000円分キャンペーン

✔期間:2022年3月-6月
✔最大4,000P付与
✔新規入会 or m3.comアカウント連携で1,000P
✔1冊目購入で+1,000P
✔2冊目購入で+2,000P

m3.comと連携して書籍を2冊購入すると最大4,000円とお得なキャンペーンでした。

M2PLUSの研修医紹介キャンペーン

出典:m2plus.com

2020年の年末年始にかけては、11月には初期研修医限定で紹介者に3,000円、登録者に1,000円分のポイントがもらえるキャンペーンの実施がありました。

まとめ

m3.comと連携した医学電子書籍の大手M2PLUSについて解説しました。

M2PLUSは電子版を購入してすぐに利用できるので、医学電子書籍を試してみたいという方におすすめです。

専用アプリM2PLUS Luncherの完成度が高く、瞬時の調べものに向いています。とくに「ハンドブックやマニュアルを持ち歩くのが大変」という方にはうってつけでしょう。

一方で書き込み機能については自炊+PDFの方が自由度が高いです。ただ書籍を取り込みに手間がかかるので、M2PLUSや医書.jpで電子書籍版を体験してみてから導入を検討すると間違いがないと思います。

M2PLUSについてはm3.comのポイントが利用できます。毎月5,000円程度であれば継続的に稼げますので、医学書の購入費を抑えたいという方はm3のポイ活もおすすめです。

m3ポイントの稼ぎ方は、下記の記事で詳細に解説していますのでご参考ください。

m3ポイントの貯め方
【医師のポイ活攻略】m3.comのポイントの貯め方を全て解説|月5,000円を稼ごう!皆さんは医療情報サイトm3.comを利用していますか?m3.comのシステムは少し複雑ですが、月5,000のポイントが稼げます。この記事ではm3ポイントの貯め方のコツを解説しています。m3のポイ活に興味がある方はぜひご覧ください。 ...

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA