- TポイントをPontaに交換してauPAYで使いたい!
- dポイントやPontaをTポイントに交換する方法は?
- 医療系サイトで集めたポイントを航空マイルに集約したい!
皆さんはポイ活で貯めたポイントを、どのように利用していますか。キャッシュレス化の波に乗って、ポイントが利用できる場面はどんどん増えています。
今や現金とほぼ同じように使えるようになった共通ポイント。ただそれぞれ利用できるサービスには微妙な違いがあります。
そのため「手持ちのポイントを別のポイントに交換したい!」というニーズもあるでしょう。
直接交換は無理でも、様々な企業のポイントサービスを経由することで開通するポイント交換ルートがあります。
この記事では次の主要な共通ポイント5種・マイル2種について交換方法を解説します。
- Tポイント
- Pontaポイント
- dポイント
- 楽天ポイント
- WAON POINT
- ANAマイル
- JALマイル
とくにANAマイルについては直接交換よりお得な交換経路も存在しますので、岡マイラーの方もご参考ください。

7月31日まで限定のキャンペーン中
共通ポイントの交換経路

5つの共通ポイントとマイルのポイント交換ルートを早見表にまとめました。交換時のレートと必要な期間の目安を記しています。
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Tポイント⇒ | – | 100% 1-2週詳細 | 100% 1ヶ月詳細 | 80% 1-2週詳細 | 50% 2-3週詳細 | 70% 3-8週詳細 | |
Ponta⇒ | – | 50% 1週詳細 | |||||
dポイント⇒ | – | 50% 2ヶ月詳細 | |||||
楽天ポイント⇒ | – | 50% 1-2週詳細 | |||||
WAON POINT⇒ | 100% 3-4週詳細 | 100% 2週詳細 | 100% 1-2ヶ月詳細 | 90% 9日詳細 | – | 50% 4ヶ月詳細 | 70% 2-3ヶ月詳細 |
それぞれ交換経路について以下の基準で評価しています。
〇:実用的なルートあり
△:一応交換可能だが非現実的
×:交換が不可能
交換の需要がないものも除外しています。
2023年よりTポイントとWAON POINTの相互交換が開通しました。

TポイントとWAON POINTはほぼ共通のポイントとしてカウントできそうです。
Tポイントの他のポイントに変換
Tポイントは直接交換できる共通ポイントはありません。しかしJR九州が運営するJRキューポを経由することで、ほとんどの共通ポイント・マイルに交換ができるようになります。
Tポイントはその使い道の豊富さから、最も貯めたい共通ポイントの一つです。Tポイントの使い道について下記記事にまとめました。

ここではTポイントの交換経路について解説します。
Tポイント⇒Pontaポイント

必要なクレジットカード | なし |
必要なアカウント | JRキューポ |
Tポイント、JRキューポ、Pontaポイントの順で交換できます。
Pontaポイントはau経済圏で利用できる共通ポイント。とくにauPAYにチャージすることもできるので、日常生活のあらゆる場面で活躍します。
Tポイント | 変換率 | 必要な期間 |
⇒JRキューポ | 100% | 2-3日 |
⇒Ponta | 100% | 1週間 |
合計 | 100% | 約10日 |
交換申請してから交換が終了するまでは10日間程度を要します。JRキューポを経由しますが、Pontaへの交換ではJQカードの発行は不要です。
Tポイント⇒dポイント

Gポイントルート
必要なクレジットカード | JQカード(いずれか) |
必要なアカウント | JRキューポ Gポイント |
永久不滅ポイントルート
必要なクレジットカード | JQカードセゾン |
必要なアカウント | JRキューポ セゾンポイントモール |
Tポイントからdポイントへ交換する方法は2通りあります。
- Tポイント⇒JRキューポ⇒Gポイント⇒dポイント
- Tポイント⇒JRキューポ⇒永久不滅ポイント⇒dポイント
ともにJRキューポのサービスを利用します。
Tポイント | 変換率 | 必要な期間 |
⇒JRキューポ | 100% | 2-3日 |
⇒Gポイント/永久不滅ポイント | 100% | 1週間 |
⇒dポイント | 100%※ | 即時 |
合計 | 100% | 約10日 |
※Gポイントからdポイントへの交換時に手数料5%がかかりますが、条件を満たすと還元されます。
Gポイントを経由する経路では、Gポイントのアカウントが必要です。Gポイントの利用にクレジットカードの発行は要りませんが、JRキューポを経由するのでJQカードを用意します。
永久不滅ポイントを経由する経路では、JQカードセゾンというクレジットカードが必要です。交換手数料は発生せず、変換率100%で交換することができます。
dポイント増量キャンペーンも使える
Gポイント/永久不滅ポイント⇒dポイントの交換は、dポイント増量キャンペーンの対象です。

キャンペーン期間に交換申請すれば、Tポイント⇒dポイントは15%増量します。通常年末に行われるキャンペーンですが、2月15日から3月31日の期間にも開催されています。
今回はGポイントが対象企業に入っていませんが、Gポイント⇒RECRUITポイント⇒dポイントと、リクルートのポイントを経由することでGポイントも交換することができます。
Tポイント⇒楽天ポイント

Tポイントを楽天ポイントに変換する方法は2つあります。ただ価値が低下したり、公式が認めてなかったりと、おすすめの交換経路ではありません。
また楽天ポイントを他の共通ポイントから交換してまで手に入れるメリットも、多くはないと思います。
他のサイトを経由
必要なクレジットカード | JQカード(いずれか) 三井住友カード |
必要なアカウント | JRキューポ Gポイント Vpass |
Tポイント⇒JRキューポ⇒Gポイント⇒Vポイント⇒楽天ポイントの順で交換はできます。交換にかかる期間は2週間程度。
3つのポイントサービスが必要です。
- JRキューポ(JQカード)
- Gポイント
- Vポイント(三井住友カード)
変換率も80%とポイントの価値が低下します。
Yahoo!ショッピングで楽天ポイントギフトカードを購入(非推奨)
Yahoo!ショッピングではTポイントで楽天ポイントギフトカードが購入できます。ネット上ですぐに簡潔し、交換レートも90%以上になります。
しかし楽天公式が認めていないため、おすすめしません。また手に入る楽天ポイントは使い道の限られる期間限定ポイントの点も注意です。6ヵ月で期限を迎えます。
Tポイント⇒ANAマイル

必要なクレジットカード | JQカードセゾン みずほマイレージクラブカード/ANA |
必要なアカウント | JRキューポ セゾンポイントモール |
TポイントはANAマイルに変換率50%で直接交換できます。しかしJRキューポと永久不滅ポイントを経由することで、70%まで変換率をアップすることができます。
Tポイント | 変換率 | 必要な期間 |
⇒JRキューポ | 100% | 2-3日 |
⇒永久不滅ポイント | 100% | 1-2日 |
⇒ANAマイル | 70% | 3-4週間 |
合計 | 70% | 4-5週間 |
2つのサービスを経由することで、必要な交換期間が4-5週間と長くなります。TポイントからANAマイルへの直接交換にかかる期間は10日間です。
またJRキューポを永久不滅ポイントに変えるために、JQカードセゾンも必要です。手間と変換率どちらをとるかということになります。
医師のポイ活サイトm3.comでマイルを貯めている方も、Tポイント経由でのANAマイルへの交換がおすすめです。
通常交換ではm3ポイント1pt=1.5マイルのところ、この方法なら1pt=3.01マイルまで変換率を高めることができます。
Tポイント⇒JALマイル

必要なクレジットカード | JQカード(いずれか) |
必要なアカウント | JRキューポ |
TポイントからJALマイルへの交換はPonta経由で可能です。Tポイント⇒JRキューポ⇒Pontaポイント⇒JALの順で交換します。JQカードは不要です。
変換率は50%。Ponta⇒JALの1週間を追加して2-3週間の交換期間を要します。
Pontaを他のポイントに変換
Pontaポイントの交換先は3つしかありません。
- JALマイル
- ZIPAIR限定ポイント
- カテエネポイント
JALマイルへの交換は変換率50%、交換期間に1週間を要します。ZIPAIRはJAL系列の航空会社です。
PontaはTポイントやdポイントに交換できない
中部電力が提供するカテエネポイントは様々なポイントに交換できるため、JRキューポのようにポイントのハブ(中継地点)として期待しました。
カテエネポイントの交換先の一覧です。
Tポイント、dポイント、Vポイント、nanaco、nanacoポイント、ユニコ、WAONポイント、MI Point、ミュースターポイント、LuLuCaポイント、えんてつポイント、エディオンポイント、デリシア、Luvit
残念ながら、他社から交換したポイントは電気利用料金への充当にしか利用できません。カテエネポイントの利用には中部電力との契約も必要です。
以前はPontaとdポイントの相互交換が可能でしたが、顧客囲い込み戦略により両社のポイント交換は2020年9月をもって廃止となっています。
Pontaポイントの交換以外の使い道は下記記事もご参考ください。

dポイントを他のポイントに変換
dポイントの主な交換先はJALマイルのみです。変換率は50%、交換には2ヵ月を要します。dポイントクラブから直接交換申請できます。
dポイントの交換以外の使い道については下記記事もご参考ください。

dポイントからPontaへの交換は終了
dポイントはPontaと相互交換が可能でした。しかし2020年9月30日をもって終了しています。
楽天ポイントを他のポイントに変換
楽天ポイントはANA・JAL2社のマイルに交換ができます。交換できるのは通常ポイントのみ。期間限定ポイントは交換に使えません。
ともに次の条件で交換することができます。
交換レート | 50% |
交換に要する期間 | 1-2週 |
楽天PointClubから交換を申請します。
WAON POINTを他のポイントに交換
WAON POINTはイオングループの利用で貯まるポイントです。ときめきポイントが2021年10月からWAON POINTに統一されたことで若干分かりやすくなりました。
日経メディカルOnlineの交換先であるWAONポイントとは別物です。
※WAONポイントは電子マネーWAONにチャージする以外の利用方法はありません。
WAON POINT⇒Tポイント・Ponta・ANAマイル

必要なクレジットカード | イオンSUGOCAカード JQカードセゾン みずほマイレージクラブカード/ANA |
必要なアカウント | JRキューポ セゾンポイントモール |
もともとイオンSUGOCAカードを持っていれば、WAON POINTからJRキューポへの交換が可能で、ポイントの交換先も豊富でした。
2023年からTポイントと相互交換が可能になったことで、利便性がますます向上しています。
WAON POINT | 変換率 | 必要な期間 |
⇒JRキューポ | 100% | 6日 |
⇒Tポイント/Ponta | 100% | T:2-3週間 Ponta:1週 |
合計 | 100% | T:3-4週間 Ponta:2週 |
⇒ANAマイル | 70% | 1-2ヵ月 |
WAON POINT⇒dポイント・JALマイル

WAON POINTはdポイントに直接交換可能です。
WAON POINT | 変換率 | 必要な期間 |
⇒dポイント | 100% | 1-2ヵ月 |
⇒JALマイル | 50% | 2ヵ月 |
最小交換単位は1,000ptから。dポイント経由で、JALマイルにも交換することができます。
交換に必要なポイントサービス5選
これまでの紹介した交換に必要なポイントサービスを5つ紹介します。
- JRキューポ
- カテエネポイント
- Vポイント
- Gポイント
- 永久不滅ポイント
JRキューポ
JRキューポはJR九州が運営するサービスです。会員登録しておくと様々なポイントの中継地点として活躍します。
運営会社 | JR九州 |
どの交換に必要? | ほぼ全て |
利用に必要な契約 | JQカード |
ポイントの有効期限 | 2年間 |
以下はJRキューポが利用できるようになるカードの一例です。
- JQカードセゾン
- JQカードエポス
- JQカードMUFG
- JQ SUGOCA(ANA/JAL/JCB)
JQカードセゾンは、JRキューポが使えるだけでなくJRキューポから永久不滅ポイントへの交換も可能になります。ANAマイルを貯めている方におすすめです。

JRキューポはTポイントと等価相互交換が可能です。Tポイントの汎用性の高さにはJRキューポが大きく貢献しています。
TポイントはANAマイルに交換レート50%で直接交換も可能ですが、JRキューポ・永久不滅ポイントを経由することで、70%に上昇させることができます。
Vポイント
Vポイントは三井住友銀行(SMBC)が提供するポイントサービスです。2020年6月1日より三井住友カードのワールドプレゼントと三井住友銀行のSMBCポイントが統合されて、使いやすくなりました。1P=1円の価値です。
2023年3月1日より新しい金融サービスOliveがリリースされ、Vポイントにもますます注目が集まっています。
運営会社 | SMBCグループ |
どの交換に必要? | 楽天ポイントへの交換 |
利用に必要な契約 | 三井住友カード |
ポイントの有効期限 | 2年間 |
利用には三井住友カードを発行してVpassを利用する必要あります。

かつてはdポイントに等価交換可能でしたが、2021年11月より80%にダウン。代わりに楽天ポイントの交換レートが70%から80%にアップしました。
主要な共通ポイントへの変換率は軒並み80%と少し残念です。2022年10月にTポイントとの統合のニュースがあったので、改善に期待を寄せています。
Gポイント
2001年から続いている交換サイトです。ポイントサイトとしても利用可能ですが、各案件は通常のポイントサイトの方が高単価の傾向。

運営会社 | ジー・プラン株式会社 |
どの交換に必要? | dポイントへの交換 |
利用に必要な契約 | Gポイント会員登録 |
ポイントの有効期限 | 取得・利用から1年 |
手数料が5-10%と高いです。一定の条件下で手数料分のポイントが還ってきます。
手数料バックを利用する際の注意点
- 交換申請の前月-4ヶ月後までに対象サービスの利用・ポイント獲得
- 利用からポイント獲得にかかる期間は2-4ヶ月
- 対象サービスには楽天市場など、気軽に使える案件も多い
ポイントサイトとしてGポイントの利用が必要です。ポイント獲得までは時間を要します。ポイント交換と一緒に対象サービスを利用しておくとよいでしょう。
GポイントはTポイントからdポイントに変換する際の中継地となります。また一般ポイントサイトを利用していると重宝します。
こちらから登録で50ポイントもらえます。

永久不滅ポイント
永久不滅ポイントはセゾンカードで貯まるポイントです。ANAマイルを貯めている方におすすめの永久不滅ルートに必要です。
運営会社 | 株式会社クレディセゾン |
どの交換に必要? | ANAマイルへの交換 |
利用に必要な契約 | JQセゾンカード みずほマイレージクラブカード/ANA |
ポイントの有効期限 | なし |
永久不滅ポイントは1P=5円相当の価値です。永久不滅ポイントを経由すると、TポイントからANAマイルへの変換率が50⇒70%にアップします。
交換には2つのクレジットカードが必要です。
- JQカードセゾン
- みずほマイレージクラブカード/ANA
JQセゾンカードを所有しているとJRキューポが利用できるだけでなく、JRキューポから永久不滅ポイントへの等価交換が可能になります。
永久不滅ポイントは1P=3マイルとして交換可能です。さらにみずほマイレージクラブカード/ANAを利用していると、1P=2.8マイルに交換可能です。
m3.comではANAマイルに1P=1.5マイルで直接交換可能です。しかしm3ポイント⇒Tポイントの順でこのルートを利用すれば、1P=2.8マイルと還元率が倍になります。
≫JQセゾンカード公式サイト
≫みずほマイレージクラブカード/ANA公式サイト
まとめ
主要な共通ポイントの交換経路と、交換に必要なサービスについて解説しました。
- TポイントはJRキューポ経由で汎用性アップ
- WAON POINTとTポイントは相互交換が可能
- ANAマイルへの交換は永久不滅ルートがおすすめ
この記事で紹介したサービスを利用すれば、ポイ活で貯めたポイントの利用方法の幅がひろがります。日々の生活の中で利用しやすい形に変えて、余すことなく使い切りましょう。
特定のポイントが欲しい方は、参考にしていただければ幸いです。
医療者であれば医療サイトでのポイ活でポイントを貯めましょう。
Tポイント→JRキューポ→Pontaポイント
※JRキューポを経由するが、JQカードの発行がなくても交換可能。
Tポイント→JRキューポ→マイ大阪ガスポイント→dポイント
Vポイント1P→楽天ポイント0.8P
Vポイント1P→dポイント0.8P
コメントありがとうございます。
マイ大阪ガスポイントは知りませんでした。
大阪の利用が必要なようですね。
その他の点についてもご指摘頂きありがとうございました。修正致します。