- 楽天ポイントがたくさん溜まっているけど、お得に使える方法はないかな?
- 楽天期間限定ポイントの使い道がなくて失効させてしまった!
- 期間限定ポイントと通常ポイントの違いは?
皆さんは楽天ポイントを貯めていますか。楽天グループのサービスを利用すると、楽天ポイントがどんどん貯まります。私も今まで貯めた楽天ポイントの総額が、100万ポイントを超えました。
ポイントは使ってこそ価値のあるもの。とくに1ヵ月程度で失効する期間限定ポイントの取扱いには、注意が必要です。
ポイ活に勤しむ医師うーろんです。楽天ポイント100万ポイントゲッターとして、おすすめの使い道を解説します。
おすすめの活用方法は次の通りです。
- 通常ポイント
- ・楽天カードの請求に充当
・楽天証券で金融商品の購入 - 期間限定ポイント
- ・楽天Pay
・楽天市場で購入(ふるさと納税含む)
通常ポイントと期間限定ポイント、それぞれの活用方法を解説しますので、読んで頂ければ楽天ポイントの使い道で困ることはなくなるでしょう。
楽天ポイントは通常と期間限定の2種類
楽天ポイントは次の2種類があります。
- 通常ポイント
- 期間限定ポイント
2つのポイントの大きな違いは、有効期限と使い道の制限です。
楽天ポイントの使い道 | 通常 | 期間限定 |
楽天市場で利用 | 〇 | 〇 |
楽天カードの請求に充当 | 〇 | × |
楽天グループのサービス | 〇 | 〇 |
楽天Pay | 〇 | 〇 |
楽天ポイントカード | 〇 | 〇 |
楽天Edy | 〇 | × |
楽天証券 | 〇 | × |
他社ポイントに交換 | 〇 | × |
獲得したポイントがどちらのポイントか、楽天PointClubにアクセスすれば一目でわかります。期間限定ポイントの有効期限も確認が可能です。
通常ポイント
通常ポイントは楽天カードの使用による還元ポイントや、楽天市場での商品購入でもらえるポイントです。有効期限は1年間。新規ポイントの獲得で期限が延長されるため、楽天のサービスを利用している限りは実質無期限といえます。
期間限定ポイントと比べ、より多くのシーンで使えることが特徴です。楽天証券で株や投資信託を購入したり、JAL/ANAマイルに交換したりすることもできます。
期間限定ポイント
楽天SPUや楽天スーパーセールなど、楽天のキャンペーンでもらえるポイントの多くは、期間限定ポイントです。有効期限はポイントごとに設定され、1ヵ月程度のものが多いですが、中には2週間程度で失効することもあります。
失効させてしまうリスクがあるのは、この期間限定ポイントです。ポイントの使い道も限られているので、悩むこととなります。
楽天PointClubのアプリを導入しておくと、失効前に通知してくれます。
他社ポイントから交換した楽天ポイントの扱い
様々な提携サービスから楽天ポイントに交換できます。
- ANAマイル
- Vポイント(三井住友グループ)
- ドットマネー(ポイント交換サイト)
- モッピー(一般ポイントサイト)
- m3.com(医療情報サイト)
上記はほんの一例です。楽天ポイントへの交換は、ポイントの価値が7-8割に減損するため、おすすめではありません。
他社ポイントからの交換で手に入れたポイントは、「通常ポイント」と表記されていますが、期間限定ポイントと同じように使い道に制限があります。
有効期限は通常ポイントに準じて1年間、新規獲得で更新されます。
楽天市場で利用する
楽天ポイントを貯めている方の多くが、普段から楽天市場を利用していると思います。楽天市場で楽天ポイントを使うには、商品購入時に「ポイント利用を変更」を選択するだけ。
通常ポイントと期間限定ポイント、両方ある場合は、期間限定ポイントから優先的に使ってくれます。
楽天キャッシュも選択できるようになったので、楽天ポイントから使いたい場合は楽天ポイントをチェックします。
ポイント利用は対象外のキャンペーン
楽天市場でのポイント利用時おける注意点を解説します。
楽天市場でより多くの楽天ポイントを稼ぐためには、楽天SPUと各種キャンペーンの攻略が欠かせません。SPUの一部と「5と0のつく日」のキャンペーンは、楽天カードの利用分が対象です。
カード利用が条件のSPU・キャンペーン
- 楽天カード+2%
- 楽天銀行+楽天カード+0.5%
- 5と0のつく日+1%
したがって、支払いにポイントを利用すると、その分還元率が低下します。楽天プレミアムカードを利用している場合は、最大で還元率3.5%の差です(2023年11月までは7%でした)。
2023年12月でSPUの改悪があり7%から3.5%の差になりました。それだけ、楽天カードのメリットが減ったとも言えます。
では楽天市場でポイントを使わないべきかというと、そんなことはありません。楽天カードで支払う場合と比べ、還元率が下がることは確かですが、キャンペーンを駆使すれば10%以上の還元率なら達成できるでしょう。
端数利用は最適解の一つ
付与される楽天ポイントは、購入金額に対し100円単位で計算されます。つまり99円以下の金額については、ポイントが発生しません。この部分に楽天ポイントを充当すれば、付与されるポイントを減らすことなく、楽天ポイントも消費できます。
とはいえ、購入のたびにこの作業をするのは大変です。ポイ活で100%を目指す方向けの方法といえます。
商品券販売センター
「今すぐ買いたいものはないけど、期間限定ポイントが失効してしまう」
急いでいる方には、商品券の購入も選択肢となります。例えば、楽天市場の商品券販売センターでは、1,000円分のJCBギフトカードを1,135円(+送料250円)で販売中。
ポイントの価値としては減ってしまいますが、失効させるよりはいいでしょう。
楽天アプリの通知で届く、1,000円OFFクーポンを併用すれば、若干の黒字で購入することもできます。ただしこのクーポンは激戦。張り付いてないと、なかなか獲得できません。
楽天カードの支払いに充当
期間限定ポイントは使えません。
「ポイントで支払いサービス」では、通常ポイントを楽天カードの請求に充当することができます。
楽天カードポイントで支払いサービス概要
- 楽天e-NAVIから申請する(公式サイトへ)
- 申請期間:毎月12日(請求確定金額反映後)~最長24日
- 上限回数:5回/月
- 最低ポイント数:50pt~
- 上限ポイント数(1回):D会員50万pt、それ以外3万pt
- 上限ポイント数(1月):D会員50万pt、それ以外1万pt
- カード年会費、カード切替手数料も対象
楽天市場の購入分に楽天ポイントを使う場合は、直接利用するより楽天カードの請求を経由したほうがお得です。楽天カード決済対象のキャンペーンが適用となるからです。
- 楽天カード+2%
- 5と0のつく日+1%
2つのキャンペーンで最大+3%の差となります。
「楽天銀行+楽天カード+0.5%」のSPUは、楽天市場の購入代金(カードで支払った分)のうち、楽天銀行から引き落とされた分が対象です。楽天ポイントを楽天カードの請求に充当しても、この分のポイントはもらえません。
そこもこだわりたいという方は、楽天市場の購入とは関係ない支払いのみ楽天ポイントで支払えばOKです。
ポイントで支払いサービスは、楽天市場以外の支払いから使われるので、ポイント数で調整できます。
楽天グループのサービスで利用
楽天経済圏が言葉がトレンドになるほど、楽天の関連サービスは豊富です。楽天ポイントは、楽天グループのサービスに利用できます。
楽天経済圏では、普段利用しているサービスを楽天に集中させることで、さらに貯めやすくなります。楽天サービスの利用料に楽天ポイントを充てることは、非常に合理的です。
楽天モバイル
楽天モバイルの利用料金に、楽天ポイントが使えます。楽天モバイルは、2022年7月より料金プランが見直され、1GB無料がついに廃止となってしまいました。
SNSでも荒れましたが、さすがに楽天としても採算が合わないのでしょう。
改定後は3GBまで月額1,078円(税込み)の利用料金が発生。有料になってしまいましたが、救済措置ともいえるSPUの改善もあったので、人によってはお得に利用できます。
楽天モバイル利用時のSPU変更点
(改定前)1% ⇒ (改定後)最大4%
1,078円÷4%=26,950円。楽天市場で月2万6,000円以上を使っているなら、楽天モバイルを契約した方がお得ということになります。
楽天エナジー
楽天電気・楽天ガスでは、利用料に期間限定ポイントを含む楽天ポイントを利用することができます。
ただ、楽天電気は利用量が少ないと割高な傾向にあるので、ポイントが利用できるという理由だけでは選ばない方がよいでしょう。
2022年6月には物価高の影響で、楽天電気の利用料が大きく上昇しています。要注意です。
楽天ビューティー
楽天経由で美容室やマッサージなどを予約できるサービスです。
ラクマ
楽天のフリマアプリ「ラクマ」では、購入時に楽天ポイントが利用できます。
楽券
楽券は、スマホで利用できるデジタルチケットを、楽天市場で購入するサービス。まだまだ対象サービスが少ないです。1例として、サーティワンアイスクリームの券があります。
楽天Pay/楽天Edyで普段の決済に使える
日常生活でも、現金の代わりに楽天ポイントが使えます。普段の会計で楽天ポイントを利用する方法は次の3つ。
- 楽天Pay
- 楽天Edy(通常ポイントのみ)
- 楽天ポイントカード
とくに楽天Payは請求書の支払いに対応したため、使い勝手が格段に良くなりました。
それぞれのサービスは、対応している店舗が微妙に異なります。例えばマクドナルドの通常会計では楽天Payが利用できませんが、楽天ポイントカードは利用できます。
また楽天ポイントカードにはアプリもありますが、ガソリンスタンドはリアルカードが必要な場合もあります。
楽天Edyにチャージできるのは通常ポイントのみです。
他社のポイントに交換する
期間限定ポイントは使えません。
楽天ポイントから交換できる他社ポイントは、2つの航空マイルです。
- ANAマイル
- JALマイル
交換の条件は共通しています。
楽天P⇒ANA/JALマイルの交換条件
楽天ポイント2pt⇒1マイル
1回の交換限度額:50-5,000pt
ポイントの交換単位:2pt~
申請から交換までの期間:1週間
楽天証券で投資に利用する
期間限定ポイントは使えません。
楽天証券では、金融商品を購入に楽天ポイントが使えます。すでに投資を経験されている方であれば、抵抗はないでしょう。購入できる金融商品は次の通りです。
- 投資信託
- 国内株式
- 米国株式(ETF含む)
- バイナリーオプション
楽天証券でのポイント投資は、SPUの条件にも組み込まれています。利用すれば楽天ポイントを貯めることにもプラスです。
楽天PointClubには、ポイントのまま運用する「楽天ポイント運用」のサービスもあります。こちらは自分で投資対象を決められません。ポイントで投資の雰囲気を味わってみたい方向けのサービスです。
楽天ポイントを現金化する方法
楽天ポイントを現金化する方法は、次の2つです。
- 投資信託を購入してすぐに売却(通常ポイントのみ)
- 金券を購入してすぐに売却
楽天証券で「eMAXIS Slim国内債券ETF」のような、売買手数料が低く値動きの小さい金融商品を購入⇒即売却すれば、ポイントから現金に交換できます。ほぼ99%の還元率です。通常ポイントのみ使えます。
期間限定ポイントは金券類を購入して売却という方法も考えられますが、ロスが大きいです。できれば他の方法で上手にポイントを消化することをおすすめします。
まとめ
楽天ポイントの活用方法を解説しました。
楽天市場はAmazonとも渡り合う、国内最大級のECサイトです。大概の商品はそろっているので、楽天市場での購入に利用すれば使い道に困ることはありません。
ただしポイント利用で還元率が低下するので、よりお得に使うなら下記の方法がおすすめです。
- 通常ポイント⇒楽天カード支払い
- 期間限定ポイント⇒楽天Pay
もちろん最も避けたいのは、ポイントの失効です。有効期限を迎えそうなポイントは迷わず楽天市場で消化しましょう。
とはいえ不必要なものばかり買っても本末転倒ですね。
楽天ふるさと納税を活用すれば、本来支払うべき税金の代わりとなり、無駄がありません。ふるさと納税を活用したポイ活は、こちらもご参考ください。
以上皆様のポイ活に役立てていただければ幸いです。