- Pontaポイントが貯まったているけど、使うタイミングがない…
- Pontaポイントを1pt=1円以上の価値でお得に使いたい!
- 何とかしてPontaを現金化できないかな?
Pontaはもともとローソンやゲオで利用できるポイントでした。KDDIと提携をきっかけにau経済圏を取り込み、共通ポイントとしての地位を確立しています。
様々なサービスでPontaが貯まります。せっかく貯めたポイントは、できるだけお得に活用したいですよね。この記事ではPontaポイントの使い道を解説します。
ポイ活に勤しむ勤務医うーろんです。MedPeerやCareNet.comでPontaポイントを貯めています。
私がおすすめするPontaの利用方法は、次の通りです。
- auPAYにチャージ
- auPAYカードの支払いに充当
- ローソンでポン活
- auPAYマーケット限定Pontaに交換
- SBI証券・auカブコム証券で現金化
とくにauPAYカードやauPAYを利用すれば、Ponta加盟店でなくても支払いにPontaが使えます。「ポイントを生活費を抑えるために使いたい」という方への最適解です。
他にもPontaの使い道について網羅的に解説しています。読んで頂ければ、Pontaを失効させていた方も、余すことなく活用できるでしょう。ぜひご参考ください。
Pontaとは?今さら聞けないPontaの基本情報
Pontaポイントはいつから使われ始めたのでしょうか。Pontaポイントの成り立ちについて解説します。
ローソンとゲオの共通ポイントとして誕生
Pontaは、三菱商事の子会社、ロイヤリティマーケティングが運営。2010年にローソン・ゲオ・昭和シェル石油で利用できるポイントとして発足しました。
その後リクルートやKDDIと業務提携したことで、利用者層が急拡大。現在ではau経済圏の様々なサービスに使える、共通ポイントに成長しました。
ちなみに、日本で最初の共通ポイントはTポイントです。2003年からCCC(カルチュア・コンビニエンス・クラブ)が運営しています。
通常Pontaと期間限定Pontaの違い
Pontaは「通常ポイント」と、使用用途が限られる「期間限定ポイント」に分かれます。期間限定ポイントは、Pontaのアカウントをもっていると不定期に付与されるポイントで、特定のサービスにしか利用できません。
例えば上記のホットペッパービューティーで使えるポイントが、期間限定ポイントです。一定期間で失効しますが、基本的に無視で構わないと思います。
通常ポイントの有効期限は1年です。新たに獲得したり、利用したりと、ポイントに動きがあったときに期限が延長されます。実質無期限といってもいいでしょう。
街で利用する
Pontaを普段の決済で利用する方法は、次の3通りです。
- auPAYにチャージ
- auPAYカードの支払いに充当
- 直接使う(Ponta提携店)
ポイントを日常生活で利用できれば、無駄がありません。
auPAYまたはauPAYカードで利用する
PontaはauPAYに、1pt=1円の価値でチャージすることができます。auPAY決済時には0.5%のポイント還元もあるので、Pontaの利用でまたPontaが貯まるという構図です。
さらにauPAYカードの請求に対して、後からPontaを使うこともできます。クレジットカードさえ使えれば、あらゆる決済でPontaが消費できるのです。使い道が格段に増えます。
またauPAYカード⇒auPAYへのチャージでは、auPAYカードのポイント1%とauPAYのポイント0.5%の2重取りができました。しかし2022年12月より、クレジットカードでのチャージは、ポイント付与の対象外になります。
auPAYゴールドカード(年会費11,000円税込)では、auPAYへのチャージで1%が付与されます。
PontaのauPAYへのチャージ、auPAYカード請求時の利用は、ともに月額上限2万ポイントです。
Pontaポイント提携店で利用する
もともとPontaと提携している企業では、Pontaをそのまま決済で利用できます。
ローソンでのポン活がお得
コンビニで直接利用できるのはローソンです。Pontaカードを提示することで決済にPontaが利用できます。通常利用もいいのですが、お得なのは「ポン活」と呼ばれる、お試し引換券での購入方法です。
お試し引換券は、ローソンの電子端末Loppiで発行。Pontaを利用すれば割引価格の引換券がもらえます。
毎月更新しており、欲しい商品があればチャンスです。競争倍率が高く、なかなかお目当ての商品が手に入らないという欠点はあります。
Pontaを現金以上にお得に利用できる方法の一つです。
ガソリンスタンドで利用する
Pontaは次のガソリンスタンドで使えます。
- 出光
- シェル
- apollostation
リアルカードが必要になる場合もあるので、アプリと両方もっておくと便利です。ちなみに私は上記3社で使えるDrivePayを使っています。
リアルカードを毎回読み込ませるのって、ストレスですよね。DrivePayでは、あらかじめクレジットカードとポイントカードを紐つけておけます。
支払いの度にポイントカードを出す手間から開放されるのです。ポイントカードは楽天かPontaから選べます。
外食で利用する
レストラン・ファーストフード店の中にはPontaが利用できる店舗もあります。
- はま寿司
- すき家
- ケンタッキー・フライド・チキン
- ココス
ホットペッパーグルメの予約時に利用すれば、Ponta提携店でなくても支払いにPontaが使える場合もあります。
ネットショップで利用
次のオンラインサービスでは決済にPontaが利用できます。
- auPAYマーケット(旧Wawma!)
- ポンパレモール
- じゃらん
この中でとくにおすすめなのが、auPAYマーケット。auPAYマーケット限定Pontaに交換すれば、Pontaを現金以上の価値として利用できます。
お得なポイント交換所で最大1.5倍
auPAYマーケットの「お得なポイント交換所」では、Pontaを1.5倍のauPAYマーケット限定Pontaに交換できます。有効期限が1ヵ月と短く、使う直前に交換しましょう。
ただし最大倍率1.5倍で交換するための条件はハードです。
- auスマートパスプレミアム会員限定
- 月額交換上限は2,000pt
- 前月の利用がないと1.2倍どまり
- 有効期限が30日に短縮される
auスマートパスプレミアム会員は有料(月額548円税込)ですが、初回利用であれば30日無料が使えます。会員費は日割り計算なので、月末に入会してポイントを利用した後に退会すればコストはほとんど発生しません。
月額548円の会費は入会月のみ日割り計算で請求されます。548円÷30日≒18円と1日あたり20円以下です。翌月以降は月単位で548円の請求になるので、コストを最小限に抑えるなら以下の方法で会員登録しましょう。
- 月末に入会⇒退会
- 会員期間中に会員特典をゲット
これでほぼ無料で利用できます。ただ条件が改悪されすぎて、さすがに対価が労力に見合いません。
通常会員でも利用できる1.1倍なら特に制約もないため、こちらをメインに使っていこうと思います。
通常会員1.1倍の交換は上限10万ポイント/月と条件が緩い点も、使い勝手がいいです。
auPAYマーケットで欲しいものがない場合は、ふるさと納税への利用がおすすめです。ほんらい支払うべき税金に、Pontaが利用できます。
他社ポイントへの交換
Pontaポイントが直接交換できる他社ポイントは少なく2社のみです。
- JALマイル
- カテエネポイント(中部電力ミライズ/CDエナジーダイレクト)
※CDエナジーダイレクトは中部電力と大阪ガスが共同出資している電気・ガス会社
JALマイルへは2ポイント以上2ポイント単位で交換可能。小額からでも利用できます。ちなみに、dポイントからJALマイルの交換では、最低5,000ptからです。
中部電力が運営するカテエネポイントは、電気料金の支払い時に使えます。また様々なポイント交換先も用意されています。
ただし、他社ポイントから交換して得たカテエネポイントは、再度交換に使うことはできません。JRキューポのような、ポイント交換のハブになり得ただけに残念です。
共通ポイントや航空マイルの交換経路について、以下の記事でまとめていますのでご参考ください。
Pontaを投資に利用する
最近はポイント投資というサービスも人気がありますね。ポイント投資は大きく二つに分けることができます。
- ポイント運用
- ポイント投資(狭義)
ポイント運用はポイントを現金化することなく、「ポイントのまま」運用するスタイルの投資方法です。ポイント運用では税制面で有利になるメリットがあります。
通常投資で出た利益には20.315%の税が課せられます。ポイントを利用する際は一時所得となりますが、年間50万円未満であれば課税の対象外です。
ポイント運用では戻ってくる利益もポイントになりますので、この時点での課税はありません。
対して狭義のポイント投資は、ポイントで金融商品を購入することを意味します。この時点でポイントが金融商品に置き換わるため、売却すると現金として戻ってきます。利益が出ていれば課税の対象にもなります。
Pontaポイントは「ポイント運用」「ポイント投資」どちらのスタイルでも投資に利用できます。
StockPointでポイント運用
次のサービスでポイント運用ができます。
- STOCKPOINTforMUFG
- StockPointforCONNECT
- auPAYポイント運用
StockPointはどちらも、Pontaポイントを運用に回すことができます。このときPontaは、キャッシュポイントとよばれるサービス内のポイントに、一時的に交換されます。運用で増えたキャッシュポイントは再度Pontaに戻すので、Pontaの出口戦略は別に考えなければなりません。
STOCKPOINT for MUFGの方が、よりゲームに近い環境で資産運用を試すことができます。
出典:STOCKPOINT for MUFG
ただレベルを上げないと、運用できる銘柄が選択できないシステムなので、ポイント運用が目的ならStockPoint for CONNECTがおすすめです。
出典:StockPoint for CONNECT
StockPoint for CONNECTでは、日本株の個別銘柄との連動も選択可能。保有額が1株以上になると、リアルの株に交換できます。この時点でポイントが金融商品に置き換わるので狭義の「ポイント投資」となります。
SBI証券/auカブコム証券でポイント投資
Pontaポイントは次の証券口座で現金の代わりに利用できます。
- SBI証券
- auカブコム証券
SBI証券では投資信託の購入、auカブコム証券では投資信託の他にプチ株(100株未満の株)も購入することができます。
auカブコム証券はクレカ積立も始まり、注目を集める証券口座です。
Pontaの現金化
Pontaは利用できるシーンが豊富で、使い道に困ることはほとんどありません。それでも現金化したいというニーズもあるでしょう。次の方法で現金化できます。
- 証券口座で投資信託を購入&売却
- auじぶん銀行に出金
証券口座で投資信託を購入&売却
SBI証券もしくはauカブコム証券で「eMAXIS Slim国内債券インデックス」のような値動きの小さい投資信託を購入してすぐ売却すれば、ほぼ100%の還元率で現金化することも可能です。
1日の変動は0.03%程度のことが多く、証券口座での取引に抵抗がなければ、この方法が最高還元率で現金化する方法となります。
auじぶん銀行に出金
PontaをauPAYの残高にチャージした後に、auじぶん銀行へ出金することで現金化できます。次のサービスのアカウントや口座が必要です。
- auID
- auじぶん銀行の円普通預金口座
- auPAYオートチャージ・出金サービス
利用するにはauPAYアプリで本人確認をして、auじぶん銀行と連携させる必要があります。払出を選択すればauじぶん銀行の口座に現金として振り込まれます。
手数料は払出金額に応じて変わります。
- 2万円以下…200円(税別)
- 2万円以上…1%(税別)
Pontaの価値をほぼ毀損することなく現金化することができます。1回の上限金額は10万円です。
まとめ
Pontaの活用方法について解説しました。
現金以上の価値で利用するなら、この2つがPontaを最大限お得に使える方法となります。
- ローソンでのポン活
- auPAYマーケット限定Pontaへの交換
ただし両者ともややクセのある利用方法です。単純にPontaポイントを日常生活で消化したければ、auPAYへのチャージもしくはauPAYカードの支払いへの利用が最も簡単かつ応用も利くでしょう。
ポイントは貯めずに使うもの。せっかく貯めたポイントも、失効させてしまえば意味がありません。ご自身の目的にあった有効活用法を見つけてみてください。
Pontaポイントは、ポイントサイトの利用で大きく稼ぐことができます。
以上皆さんのポイ活に役立てていただければ幸いです。