- 投資信託の支払いでクレジットカードが使えるって本当?
- つみたてNISAを始めたい!どの証券口座がおすすめ?
- 投資信託にかかるコストをもっと抑えられないかな?
皆さん投資をされていますか。投資は必ず儲かるものではありません。それでも運用コストが低く、長期的な成長を見込める銘柄に広く分散投資する手法、インデックス投資は失敗しにくい方法の一つとして多くの方が利用しています。
ここで投資手法について議論するつもりはありません。ただ同じ金融商品を選ぶなら、できるだけ購入コストを抑えることで最終的な資産に差がでます。そこでおすすめしたいのが、クレカ積立による投資信託の購入です。
クレカ積立では、投資信託の購入額に対しポイント還元を実施。上手に使えば運用コストのうち、購入手数料を下げることにつながります。
クレカ積立は現状最もコストの小さい購入方法と言えるのです。
ポイ活好きの泌尿器科うーろんです。私も楽天証券・SBI証券・マネックス証券、3社のクレカ積立を利用しています。
この記事では現在実施中の8社のクレカ積立サービスを紹介。投資信託の設定でお得にポイントが貯まる方法を解説します。
既に積立投資を行っているという方は、ご自身の投資の運用コストを見直す機会に。これから始めたいと思っている方は、最初の投資信託をどの証券会社で始めるかの参考にしていただければ幸いです。
※本サイトは投資信託や投資一般に関する情報提供を目的としています。本サイトで紹介している情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当サイトは一切責任を負いません。最終的な投資の意志決定は、ご自身の判断でお願いいたします。
クレカ積立の魅力

クレカ積立とはクレジットカードで購入できるサービスです。しかも購入時にクレカのポイント還元が得られるという絶大なメリットがあります。
投資信託をクレジットカードで積立購入する魅力は次の3つです。
- 単純にお得
- 一度設定すれば自動でポイントが貯まる
- 長期積立投資は初心者にもおすすめ
クレカ積立はお得
クレカ積立によるポイント還元率は、カードと証券会社の組み合わせによりますが、購入額の1%前後が還元されます。投資信託をクレジットカード支払いにするだけで、投資した瞬間に資産が1%増えたようなものです。
すでに投資を経験されている方なら、この1%という数字がいかに大きいかよく分かると思います。
現金で購入してもクレカ積立で購入しても負担する手数料は同じ。投資信託の購入にクレジットカードが利用できるなら、使わない手はありません。
ポイントは自動的に手に入る
「ポイントを貯めるにはキャンペーンに参加したり、面倒そう!」
確かにクレジットカードの発行や、投資信託の積立設定などは大変に感じるかもしれません。しかし、初期設定さえ済めばあとは自動的に貯まります。
クレジットカードの引き落とし口座の残金だけ注意すればいいのです。
長期積立投資は初心者にもおすすめ
クレカ積立の対象は積立購入のみ。一括購入はできません。最大月5万円を長期に積み立てることになります。
一定のタイミングで定額を積み立て続ける長期積立投資は、相場を読む必要がなく投資初心者にも向いている投資手法です。
各社のクレカ積立を徹底比較
2022年10月現在のクレカ積立が利用可能な「クレジットカード×証券会社」の一覧です。
還元率 | 貯まるポイント | 保有残高に対する還元 | 投信銘柄 | 積立NISA銘柄 | |
楽天カード × 楽天証券 | 0.2-1% | 楽天ポイント | 0.036-0.12% | 2500以上 | 179 |
楽天キャッシュ × 楽天証券 | 0.5%+α | 楽天ポイント+α | 〃 | 〃 | 〃 |
三井住友カード × SBI証券 | 0.5-2% | Vポイント | 0-0.2% | 2400以上 | 174 |
タカシマヤカード × SBI証券 | 0.1-0.3% | タカシマヤポイント | – | 2400以上 | 174 |
エポスカード × tsumiki証券 | 0.1-1.6% | エポスポイント | – | 5 | 4 |
ゼゾン/UCカード × スマートプラス | 0.1-0.6% | 永久不滅ポイント | – | 2 | 2 |
マネックスカード × マネックス証券 | 1.1% | マネックスポイント | 0.03-0.08 | 1000以上 | 152 |
auPAYカード × auカブコム証券 | 1-5% | Pontaポイント | 0.005-0.24 | 1500以上 | 164 |
dカード × THEO+docomo | 0.1-1.0% | dポイント | – | 1 | – |
イオンカード × WealthNavi | 0.5% | WAONポイント | – | 1 | – |
「こんなにたくさんあるの?」と感じた方もいるでしょう。楽天証券から始まったサービスですが、人気を博しており各社から同様のサービスが次々と登場しました。
この中で長期に積み立て続けることを前提におすすめできるのは、手数料の安い投資信託銘柄も取扱いのある次の5つの組み合わせです。
- 楽天カード×楽天証券
- 楽天キャッシュ×楽天証券
- 三井住友カード×SBI証券
- マネックスカード×マネックス証券
- auPayカード×auカブコム証券
楽天カード×楽天証券

楽天カードで楽天証券の投資信託を積み立てることで、0.2-1%の楽天ポイントが付与されます。上限は月5万円。楽天証券の投資信託は2500以上、つみたてNISA銘柄も179銘柄と充実の品揃えです。
還元率0.2-1%は信託銘柄ごとに設定されていますが、実質0.2%と考えておくべきでしょう。運用コストの低い信託銘柄(楽天証券の代行手数料が年利0.4%未満)は還元率0.2%の設定です。
楽天カードと楽天証券はそれぞれ楽天経済圏でも還元率UPに大きく貢献します。楽天市場を使うことの多い方におすすめです。
ちなみに2022年9月に条件が改悪されています。それまでは銘柄に関わらず1%還元でした。また楽天証券で保有する投資信託の残高10万円に対して月3-10ポイント付与される、「投資信託資産形成ポイント」というサービスも同時に改悪されています。
楽天経済圏は改悪が続きますが、珍しく改善した点もあります。それが「楽天キャッシュ×楽天証券」のクレカ積立です。次項で説明します。
楽天キャッシュ×楽天証券

楽天カードで積立てる月5万円とは別に、楽天キャッシュでも月5万円を上限に楽天証券での投資信託の積立が可能となりました。
楽天カードから楽天キャッシュにチャージするときに0.5%、楽天キャッシュで投資信託を購入するときに購入額の0.5%、合計1%が楽天ポイントで還元されます。ただし楽天キャッシュ⇒投信購入時の0.5%は2022年までの期間限定です。
それだけでなく実は楽天キャッシュは楽天ギフトカードからもチャージできるのです。楽天ギフトカードを高還元率の購入方法で手に入れれば、その分投資信託購入における還元率もUPします。
おすすめは、三井住友カードゴールド(NL)⇒auPAY⇒nanaco⇒楽天ギフトカードのルートです。私も実際に利用している手法になります。
決済 | 還元率 |
三井住友カードゴールド(NL) ⇓ auPAY | 最大2.0%※ |
auPAY(プリペイドカード) ⇓ nanaco | 0.5% (2022年10月まで) |
nanaco ⇓ 楽天ギフトカード | 0% |
楽天ギフトカード ⇓ 楽天証券で積立 | 0.5% (2022年12月まで) |
合計 | 最大3.0% |
合計で最大3%という驚異的なポイント還元率を達成できます。三井住友カードゴールド(NL)の年間100万円の修業にも利用できて一石二鳥です。
三井住友カード×SBI証券

三井住友カードでSBI証券の投資信託を積み立てると、0.5-2%のVポイントが付与されます。
2021年からスタートしました。2021年12月分で終了してしまいましたが、還元率がさらに1%増量するキャンペーンも実施していました。
現在は新規にSBI証券の口座開設とクレカ積立設定を開始すると、最大15,000円分のポイントバックを受けられるキャンペーンを実施中です。
SBI証券も投資商品が充実しており、投資信託2400以上、つみたてNISA174銘柄が選択できます。
還元率はカードのクラスに応じて、普通カード0.5%、ゴールドカード1%、プラチナカード2%とアップします。
2%貯まるカード |
三井住友カードプラチナ VISA/Mastercard 三井住友カードプラチナ PA-TYPE VISA/Mastercard 三井住友ビジネスプラチナカード for Owners(VISA/Mastercard) 三井住友カードプラチナプリファード |
1%貯まるカード |
三井住友カード ゴールド VISA/Mastercard 三井住友カード ゴールド(NL) VISA/Mastercard 三井住友カード ゴールド PA-TYPE VISA/Mastercard 三井住友カード プライムゴールドVISA/Mastercard 三井住友カードゴールドVISA(SMBC) 三井住友カードプライムゴールドVISA(SMBC) 三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド VISA 三井住友ビジネスゴールドカード for Owners(VISA/Mastercard) 三井住友銀行キャッシュカード一体型カード(ゴールド/プライムゴールド) |
その他、Vポイントの貯まる一般の三井住友カードで0.5%の還元率となります。
カードが多くて迷いますが、おすすめは年会費無料の三井住友カード(NL)か、年会費5,500円の三井住友カードゴールド(NL)です。
- 三井住友カード(NL)
- ・基本還元率0.5%
・積立還元率0.5%
・年会費無料 - 三井住友カードゴールド(NL)
- ・基本還元率0.5%
・積立還元率1.0%
・年会費5,500円
・年間100万円利用で年会費永年無料
・年間100万円利用で10,000pt付与
三井住友カードゴールド(NL)の年会費は年間100万円利用で永年無料にできます。
年間利用額にクレカ積立での購入額も対象になれば最高だったのですが、残念ながらそこは対象外。普段利用で100万円を目指す必要があります。
ブランドはMastercardがおすすめ。auPAYにチャージできるので、楽天キャッシュでの積立に利用できます。
SBI証券の保有する投資信託の残高に対して、ポイント還元もあります。こちらはTポイントかPontaポイントを選択できます。
保有残高1000万円未満で0.1%、1000万円以上で0.2%、信託報酬の安い商品については個別の設定があります。例えば人気のSBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは年率0.0242%に設定されています。
マネックスカード×マネックス証券

2022年3月よりマネックスカード×マネックス証券の組み合わせが登場しました。クレカ積立で1.1%のマネックスポイントが付与されます。他の組み合わせにも差をつける結果となりました。
マネックスポイントはTポイント、Pontaポイント、dポイントに交換可能と使い道には困りません。保有残高に応じて0.03~0.08%のポイントも付与されます。
積み立て投資銘柄1000以上、積み立てNISA銘柄152とメジャーな投資信託も押さえられています。
マネックスカードは、マネックス証券を開設してないと発行できません。先に証券口座の開設を済ませておきましょう。
マネックスカードは審査落ちのケースが多数報告されているカードです。直近でクレジットカードを多数発行していると、落ちることがあるようです。
auPAYカード×auカブコム証券

2022年3月28日サービスが開始しました。auPAYカードでauカブコム証券の投資信託を積み立てれば、1%の還元率でPontaポイントをもらえます。
さらにau回線は4%UP、UQ mobile回線で2%UPと最大値は驚異の5%のキャンペーンを実施していましたが、7月末のエントリーで終了しています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)など運用コストの低い投資信託銘柄も取り扱っています。
他社と同様にauカブコム証券でも、保有残高に応じてポイントが付与される「資産形成プログラム」を導入。最大年利0.24%と表記されていますが、運用コストの低い銘柄では年利0.005%です。
その他のクレカ積立
クレカ積立は他にもポイント還元のキャンペーンを実施している商品があります。ただ購入できる金融商品の品揃えが少ない点には注意です。
タカシマヤカード×SBI証券
タカシマヤカードでも積立投信が可能です。積立額の0.1~0.3%が還元されます。還元率はクレカ積立開始からの年数で決まります。
投資信託の銘柄は三井住友カード×SBI証券と同じです。
他のペアの還元率と比較して、少し寂しいかなという印象です。
エポスカード×tsumiki証券
エポスカードでtsumiki証券の積立投資信託が利用できます。エポスポイント0.1~0.5%が還元されます。クレカ積立の開始から1年度毎に0.1%アップします。最大0.5%です。
エポスゴールドカードにすれば、さらに最大1.6%の還元率まで高めることが可能です。
最大1.6%の内訳
エポスゴールドカードは基本の還元率に加えて、年間100万円利用すると次のボーナスポイントが付与されます。
- 年間100万円利用で年間最大10,000ptの付与※1
- 家族をゴールドカード招待で1,000ptの付与※2
tsumiki証券のクレカ積立開始から5年目で年間100万円利用があれば、最大1.6%の還元を受けられます。
※1 年間50万円の利用で2,500pt付与されます。
※2 年間200万円で2,000pt、300万円で3,000pt付与されます。
エポスゴールドカードでは、tsumiki証券での積立金額も年間利用額に含まれます。
ポイント還元を受ける積立額の上限は年間60万円。あと40万円をエポスゴールドカードで支払いすれば条件達成です。
エポスゴールドカードは年会費が通常5,000円ですが、インビテーションを受ければ無料です。エポスゴールドカード×tsumiki証券は還元率だけ見れば、かなり魅力的な組み合わせです。
しかしこの組み合わせも弱点があります。
投資信託の銘柄が5つと選択肢の幅がないことです。信託報酬が0.57~1.35%と、他の証券会社の商品より高めなことも気になります。
ゼゾン・UCカード×スマートプラス
株式会社スマートプラスのセゾンポケットを利用します。セゾンカードまたはUCカードで積み立てると、5,000円につき1ptの永久不滅ポイントが付与(還元率0.1%)されます。
セゾンポケットでは、個別株やETFを積み立てることができる他にはない特色があります。
6回の積立完了時にポイントが付与される仕組みです。永久不滅ポイントは1pt=5円相当の価値ですので、還元率は0.1%となります。
セゾンカードの会員ステータスであるセゾンクラッセを★6にすれば、還元率0.6%になります。ただしセゾンクラッセ★6の条件は厳しいです。
- 毎日セゾンカードでお買い物
- プラチナカードの利用
- アンケート回答
上記を満たす必要があり、メインカードとしてセゾンプラチナカード利用がなければ達成困難です。
セゾンポケットに採用されている投資信託は2銘柄と少ないです。信託報酬も0.57か1.35%となっています。
dカード×THEO+docomo
dカードではTHEO+docomoへの積立額の0.1-1.0%のポイント還元が得られます。
- 通常dカード:還元率0.1%
- dカードゴールド:還元率1.0%
※現在はキャンペーン中でそれぞれ0.3%、2.0%に増額されています。
積み立てられる金融商品はおまかせ運用の「THEO+docomo」ただ一つ。手数料が運用資産額の年利0.715-1.1%(税込)とやや高めの設定です。
イオンカード×WealthNavi
イオンカードでもクレカ積立でポイントがもらえます。還元率は0.5%。こちらはWealthNaviというおまかせ運用に積み立てることができます。
WealthNaviも手数料が年利1.1%(税込)です。
投資信託の基礎知識について解説
クレジットカードで購入できる金融商品は基本的に投資信託です※。投資信託を購入したことがない方のために簡単に説明します。
※一部個別株やETFが購入できるサービスもあります。
投資信託は複数の投資家から資金を募って、集めた資金を投資のプロが運用する金融商品のことです。
日経平均や米国経済指標など、さまざまな指数を投資対象としています。特徴から大きく2種類に分けられます。
- 株価指数に合わせて長期運用を前提としたインデックスファンド
- 短期に指数に勝つことを目標にしたアクティブファンド
投資信託を選ぶ際に「どの指数を投資対象にしているか」はもちろん重要ですが、長期に運用するなら、手数料も成績に大きく影響します。
投資信託の手数料
投資信託の手数料は次の3つです。
- 販売手数料
- 信託報酬
- 信託財産保留額
販売手数料は購入時の費用。
SBIや楽天証券の投資信託商品では手数料0円=ノーロードファンドも多いです。
信託報酬は保有中に発生する費用。
保有する金融商品全体にかかってくる係数で、値が小さくてもばかになりません。
信託財産保留額は売却時の費用。
売却時に基準価格から差し引かれます。これも優良ファンドでは0円になっていることが多いです。
実際の手数料を人気のファンドの手数料を見てみましょう。いずれも販売手数料、信託財産保留額は0円です。
信託報酬 | 総経費率※ | |
SBI-SBI・V・S&P500インデックスファンド | 0.0938% | 0.1% |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.0968% | 0.12% |
楽天・全米国株式インデックスファンド | 0.0162% | 0.19% |
※総経費率は実際の運用されて発生したコストです。年間の運用報告書に記載されます。
どれも信託報酬が低くなっており、長期インデックス投資に向いている銘柄です。比較すると年利1%の手数料の金融商品は高く感じます。
カードによるポイント還元は購入時のみの手数料削減ですが、信託報酬は保有中している間ずっと発生するコスト。投資信託を選ぶにあたり、重要視すべきはカードの還元率<信託報酬になるのです。
つみたてNISA銘柄かどうかも参考に
公募されている投資信託は、2021年11月で約6,000。その中には、手数料が高く資産を増やすのが難しい商品もあります。
投資に絶対はありません。しかし比較的リスクが低い商品はあります。「つみたてNISAの対象商品かどうか」もよい指標です。
つみたてNISA対象商品は、スクリーニング基準を照らし合わせて金融庁から評価された商品です。次の5点を基準に選ばれています。
- 投資信託の投資対象
- 販売手数料
- 運用管理費用
- ファンドの運用期間
- 分配金の頻度
「分散投資」「低コスト」「安定した運用実績」を満たす金融商品ということです。
2021年11月現在のつみたてNISA対象は、インデックス型173銘柄、アクティブ型21銘柄、ETF7銘柄が採用されています。
6,000から比べるとかなり減りましたね。詳細は金融庁HPへのリンクも貼っておきます。
クレカ積立の注意点
メリットの大きいクレカ積立によるポイ活ですが、気を付けたい点もあります。クレカ積立を利用する上での注意点を4つ挙げます。
- クレジットカードの年会費
- 積立額の上限がある
- 毎日積立は対象外
- 得られるポイントはおまけ
クレジットカードの維持コスト
クレカ積立対象のクレジットカードには年会費がかかるものがあります。そして年会費のかかるカードほど還元率も上がる設定です。
例えば三井住友カードプラチナ(NL)は還元率2%と通常カードの還元率0.5%を大きく上回りますが、投資信託の購入だけを目的とするならペイできません。
年会費無料でもクレカ積立対象のカードはあるので、こちらを選びましょう。
積立額の上限がある
クレカ積み立てでポイントがもらえる額には上限があります。どの組み合わせでも月5万円が上限です。
もっと余力があり「月5万円以上を積み立てたい」という場合は、複数の証券口座を持つことも選択肢です。
実際に私も楽天証券、SBI証券、マネックス証券と3つの証券会社で口座を開設しました。
毎日積立は対象外
クレカ積立の対象は毎月の積立です。
毎日積立設定のできるネット証券もありますが、こちらは対象外。とはいえ長期に積み立てるのであれば、あまり気にしなくてもいい問題かと思います。
あくまでもポイ活はおまけ
カードによる還元は確かに大事ですが、クレカ積立はあくまでも投資です。長期に積み立てれば、還元でもらえるポイント以上に資産の値動きがあります。
ポイントだけを目的としていると、元本割れしたときに「こんなはずでは」と思って途中で売却してしまうことも考えられます。
クレカ積立は「投資信託を決めている、もしくはすでに始めている方」が少しでもお得に利用できるサービスという認識です。
私自身は今のクレカ積み立てにマネックス証券を加えて、月15万円を投資しようと考えています(現在は月10万円実施中)。
それぞれ1%(三井住友カードはSFCカードを利用しているため0.5%)の還元率として、20年間積立すれば、30万円分のポイントが手にはいる算段です。
筆者が利用中の組み合わせ
実際に私が利用しているクレカ積立は次の3社4種です。
- 楽天カード×楽天証券(つみたてNISA含む)【0.2%】
- 楽天キャッシュ×楽天証券(NLG+auPAY)【3.0%】
- 三井住友カードゴールド(NL)×SBI証券【1.0%】
- マネックスカード×マネックス証券【1.1%】
それぞれ満額の月5万円、合計月20万円を積み立てています。ポイント還元は月2,650円分になります。
支払い方法を変えるだけで得られるポイントですので、満足しています。
20年間継続すると合計の入金額は4,800万円。そこから得られるポイント還元は63万6,000円分です。さすがに20年間もクレカ積立による還元が続くとは思えませんが、ここで得られるポイントは大きいです。
新規口座開設はポイントサイト経由がおすすめ
これから新しく証券口座やクレジットカードに申し込むなら、ポイントサイトの経由がおすすめです。
ポイントサイトは、対象の広告を利用することでポイントがもらえるサイトです。とくにクレジットカードや証券口座の開設では、数千円~1万円分のポイントが得られます。
カード会社や証券会社が行っているキャンペーンとは別途もらえるポイントのため、2重取りが可能です。
2021年12月現在の当サイトで紹介しているポイントサイトの案件の中から、最大のポイントを得られるサイトをまとめました。
獲得ポイント | ポイントサイト | |
楽天証券 | 4,000円 | ハピタス ポイントインカム モッピー |
楽天カード | 15,000円 | ハピタス |
SBI証券 | 14,000円 | ハピタス |
三井住友カード(NL) | 3,500円 | ハピタス ECナビ |
マネックス証券 | 4,000円 | ハピタス ポイントインカム ECナビ |
今は楽天カードとSBI証券が高くなっています。ハピタスで最大となる案件は多いです。
おすすめのポイントサイトはこちらで紹介しています。
≫医療サイト以外のポイントサイトも活用しよう!おすすめサイト5選を紹介
ポイントサイトを経由するのは面倒という方には、こちらからどうぞ。
まとめ
話題のクレカ積立を活用したポイ活について解説しました。すすめのクレカ積立は次の5つの組み合わせです。
- 楽天カード×楽天証券
- 楽天キャッシュ×楽天証券
- 三井住友カード×SBI証券
- マネックスカード×マネックス証券
- auPayカード×auカブコム証券
証券会社を絡めた経済圏の構想は、各企業力を入れているトレンドでもあります。今後よりお得な投資方法が出た場合には、当ブログでも紹介します。
以上、皆さんのポイ活に役立てて頂ければ幸いです。