クレカ・Pay攻略

【ポイント還元率2%超】お得な請求書払いができるスマホ決済・クレカを解説

  • 高額な税金の納付、せっかくなら請求書払いでポイントを貯めたい!
  • ポイント還元率の大きいクレジットカードはどれ?
  • コード決済がお得なのは分かるけど、どれを選べばいいかわからない

皆さんはどのように税金を納付していますか。

銀行の窓口やコンビニで直接?口座振替?それではもったいないです。クレジットカードやコード決済を活用すれば、納税額の数%がポイント還元されます。

ただ○○Payのようなコード決済は乱立していて、分かりづらい状況です。この記事では、2024年現在使える、お得な国税・地方税の支払い方とおすすめのクレジットカードを解説します。

Dr.うーろん

ポイ活にハマる勤務医うーろんです。高額な住民税。どうにかお得に支払いたいと日々模索しています。

地方税の支払い

自動車税・住民税・不動産取得税などが該当します。

2024年8月現在の最高還元率は3.0%

手順は以下の通りです。

NLG(1.5%)→JAL Pay(0.5%)→WAON(1.0%)→楽天キャッシュ→楽天ペイ

※NLG=三井住友カード(NL)ゴールド

≫JAL Pay攻略

≫楽天ペイ攻略

上記はミニストップでPOSAを購入する必要があります。下記は自宅で完結できる方法です。還元率は2.5%に下がります。

NLG(1.5%)→JAL Pay(0.5%)→ANA Pay(0.5%)→楽天Edy→楽天キャッシュ→楽天ペイ

≫ANA Pay攻略

もっと手軽なルートなら、還元率1.5%の下記もありです。

NLG(1.5%)→au Pay

≫三井住友カード×au Pay

国税の支払い

予定納税・確定申告追加分などが該当します。地方税の支払との大きな違いは、Amazon payが使えることです。

いかに高還元率でAmazonギフト券を手に入れるかの勝負となります。

2024年8月現在の最高還元率は3.5%

手順は以下の通りです。

NLG(1.5%)→JAL Pay(0.5%)→WAON(1.0%)→楽天キャッシュ→Edy(0.5%)→アマギフ

≫Amazon payで国税の支払い

還元率3.0%に下がりますが、ANA Pay経由ルートもおすすめです。

NLG(1.5%)→JAL Pay(0.5%)→ANA Pay(0.5%)→楽天Edy(0.5%)→アマギフ

面倒なら、高還元クレジットカードで直接アマギフをチャージするのも良いでしょう。

MBAカード(3.0%)→アマギフ

≫MBA(マリオットボンヴォイアメックスカードの魅力)

おすすめのクレジットカード

当ブログでおすすめしているカードは以下の5枚です。

クレジットカードは、高還元率かつ維持費(年会費)のかからないものがおすすめです。私自身は、NLGカードで年間100万円分、他をMBAカードに集めています。

Dr.うーろん

MBAカードは年会費が高額ですが、それを補ってあまりある魅力があります。

納税はスマホ決済がお得な理由

納税の方法は次の3通り。

決済手段還元率
現金0%
クレジットカード0.2~0.7%
スマホ決済2~4%

クレジットカードで直接支払う場合も、ポイントがつきます。ただし、0.8~1.1%の手数料が痛いです。還元率が手数料以上のカードでなければ損です。

キャッシュレス決済と高還元率のクレジットカードを組み合わせることで、最大限の還元率を発揮できます。

au PAY×三井住友カードゴールド(NL)

au pay

クレジットカードからau PAY残高にチャージして、au PAYの請求書支払いで決済する方法です。

au PAY⇒au PAYプリペイドカード⇒ANA Payとつなげることもできます。

au PAYは導入している自治体が少ない点がデメリットでしたが、2023年4月よりeL-QRが導入され、多くの自治体で使えるようになりました。

au PAYにチャージする高還元率カードは、三井住友カードゴールド(NL)Mastercardがおすすめです。条件を満たせば最大還元率1.5%を達成できます。

三井住友カードゴールド(NL)は登録キャンペーンとして最大8,000円分のポイント還元を実施しています。さらに8,000-1万円のポイントも上乗せできるのでポイントサイト経由がお得です。

ポイントサイトの登録に抵抗あるという方は、紹介キャンペーンもあります。上記特典に加えて利用の額の15%、最大2,000円分のポイントが追加でもらえます。

私の紹介でよければご案内いたしますので、お問い合わせよりご連絡ください。

デメリットはauPAYカード以外のクレジットカードのチャージ制限です。auPAYカードを除くクレジットカードでは、2023年4月より、月額5万円までという新たな制限が設けられました。

また、三井住友カードゴールド(NL)の最大還元率2%はぴったり100万円利用時で、100万円を超えてからは還元率が落ちていく点にも注意が必要です。

au PAY×エポスゴールドカード

エポスゴールドカード

エポスゴールドカードの最大還元率は2.5%です。

  • 基本還元率【0.5%】
  • 年間利用100万円以上【1.0%】
  • 選べるポイントアップショップ【1.0%】

選べるポイントアップショップという、選択した3つの加盟店での決済が+1%となるキャンペーンが人気です。

公共料金が選べますが、税金を直接支払っても対象にはなりません。

選べるポイントアップショップ

2023年8月6日から、バーチャルカード「MIXI M」とモバイルSuicaが対象外となり、魅力は半減してしまいました。

エポスゴールドカードは、au PAYにチャージできるので、還元率1.5%で税金を支払うことができます。

ゴールド修行で年会費無料

エポスゴールドカードは年会費5,000円。年間50万円の利用で年会費無料となります。

直接発行するより、通常のエポスカードを発行し、ゴールドへのインビテーションを待つ方がおすすめです。

インビテーションで申し込むと年会費5,000円を永年無料にすることができます。

インビテーションの条件は非公開ですが、エポスカード30-50万円以上の利用と、一定期間経過(半年~1年)と推測されています。

JQ CARD エポスゴールドは招待制

エポスゴールドカードには、発行元の異なる「JQ CARD エポスゴールド」もあります。JR九州の発行するJQ エポスカードの上位版ですが、JQカードとエポスゴールドカードの両方の特徴を兼ね備えており、非常に魅力のあるカードとなっています。

エポスゴールドカードの還元率はそのままに、JRキューポで還元を受けられますJRキューポはTポイントをはじめ、様々な共通ポイントにも交換可能。汎用性の高いポイントです。

エポスゴールドカードは直接申し込むことができますが、JQ CARD エポスゴールドはインビテーションでのみ発行可能。JQ エポスカードで「ゴールド修行」することで手に入ります。

ちなみにJQエポスカードにはポイントサイトの案件はありません。ただし通常のエポスカードからJQエポスカードの切り替えができるので、先にエポスカードを発行しておくという裏技があります。

Apple Pay WAON⇒楽天ペイ

手順が多くなり万人におすすめできる方法ではありませんが、最大還元率を目指すなら、WAONを挟みます。

  1. auPAYプリカからWAONにチャージ
  2. ミニストップで楽天ギフトカードを購入
  3. 楽天ペイで楽天キャッシュを利用して納税

この手順でWAONを経由すると、WAON POINT1%分が還元率がUPします。

請求書で支払うことができる税金・公共料金

ポイ活を利用してお得に納税するためには、「請求書支払いで税金を納める」必要があります。手元の請求書が届く主な税金・公共料金は以下の通りです。

税金・保険料公共料金
住民税
個人事業税
固定資産税
不動産取得税
自動車税
国民健康保険料
介護保険料
後期高齢者医療保険料
など
水道料金
保育料
学校給食費
市営住宅使用料
など

住民税は普通徴収が対象

住民税には特別徴収と普通徴収の2通りの徴収方法があります。

徴収方法特別徴収普通徴収
対象者常勤非常勤・フリーランス
分割払い月ごとに給料から天引き4期分割で支払い
納付書なしあり

主たる勤務先がある常勤医の場合、住民税は原則として給与からの天引きです。これを特別徴収と呼びます。対して個人事業主やフリーランスなど給与所得でない場合の住民税は、納付書で4期分割して支払います。これを普通徴収と呼びます。

税金支払いでポイントを獲得するためには、普通徴収として納付書をもらう必要があります。しかし一般的に個人が申し出ても特別徴収から普通徴収への変更はできません

ただし1年の途中で退職(転職)すると普通徴収に切り替わるため、医局派遣で人事異動を繰り返している方は普通徴収の対象になります。

Dr.うーろん

実際私も1年ごとに新しい病院に移動しており、毎年納付書で住民税を支払っていました。

給与所得以外の住民税は確定申告時に選択

「給与所得以外の住民税」については確定申告の際に、確定申告書第二表の住民税に関する事項で住民税の申告と納付方法を選択できます。

自分で納付に〇をつければ、納付書が送られる普通徴収となります。

確定申告をぜすに特別徴収から普通徴収に切り替えについては、各自治体で対応が異なりますので窓口での相談が必要です。

コード決済に対応しているのは30万円まで

30万円を超える額の請求書にはバーコードが印字されません。そのためコード決済とコンビニ収納代行での納付はできません。

東京都港区のように、30万円を超える請求書を分割してくれる自治体もあります。

クレジットカードでの支払いについては、30万円以上の納付書にも対応している自治体があります。東京都杉並区では「ネットdeモバイルレジ」で、100万円まで対応しれくれます。

まとめ

税金のお得な支払い方法についてまとめました。

手数料の発生しないスマホ決済を出口とする戦略が有効です。高還元率のクレカは、エポスゴールドカードや三井住友カードゴールド(NL)を準備しましょう。

新しくクレジットカードを作るなら、ポイントサイト経由で数千円分のポイントが獲得できます。一般ポイントサイトの詳細は、こちらの記事もご参照ください。

≫おすすめの一般ポイントサイト5選

以上皆さんのポイ活に役立てていただければ幸いです。